【大学受験面接】アドミッション・ポリシーについて答える

大学受験における面接教本シリーズ。今回は『アドミッション・ポリシー』についてです。アドミッション・ポリシーとは、大学の入学者受け入れ方針を示したもので、簡単に言うと、どんな学生がほしいかを大学側が公表しているものです。 もちろん面接でも問われる内容です。今日は、このアドミッション・ポリシーについて考えていきましょう。

アドミッション・ポリシーとは?

大学の入学者受け入れ方針のことで、大学の特色や教育理念などに基づき、どのような学生像を求めるかをまとめたものになります。現在では、ほぼすべての大学・学部においてアドミッション・ポリシーが策定されています。

AO入試や推薦入試などの面接が実施される入試で非常に重要な指針になります。なぜなら、面接官は「この学生は、うちの大学・学部のアドミッション・ポリシーに合っているか?」ということを見ているからです。

ですので、面接に臨む際は、その大学・学部のアドミッション・ポリシーをしっかりと読み込んで、自分の志望動機と合致させておく必要があるのです。もっと言うと、これからの受験大学選びは、アドミッション・ポリシーを見て受験する大学を選ぶという時代に入っていると言ってもいいでしょう。

スポンサーリンク

東京大学のアドミッション・ポリシー

東京大学が求めているのは,本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して,自ら主体的に学び,各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生です。何よりもまず大切なのは,上に述べたような本学の使命や教育理念への共感と,本学における学びに対する旺盛な興味や関心,そして,その学びを通じた人間的成長への強い意欲です。そうした意味で,入学試験の得点だけを意識した,視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも,学校の授業の内外で,自らの興味・関心を生かして幅広く学び,その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野,あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎します。

抜粋:東京大学「アドミッション・ポリシー」より一部抜粋

このように、全ての大学・学部において、こんな学生がほしいという理念を掲げています。面接では、いかにアドミッション・ポリシーと自分の長所ややりたいことがマッチするかが重要です。

アドミッション・ポリシーについて答える

面接では「我が大学のアドミッション・ポリシーについてどう思いますか?」「アドミッション・ポリシーに当てはまると思うところはありますか?」という問いで聞かれることが多いようです。

回答のポイントは単純です。アドミッション・ポリシーに自分が合っていることを面接官にしっかりと伝えることだけです。自分の長所と照らし合わせながら合っている点を説明しましょう。

回答例

アドミッション・ポリシーについてどう思いますか?

経済学の学士を授与する基準をもとに、入学者に求める能力や評価基準、大学のカリキュラムを通じてどのような力を発展・向上させるのかが具体的に示してあると思いました。

交通経済学に興味があることは志望動機で示した通りですが、私はその点が貴学のアドミッション・ポリシーに記載されている「経済学に強い興味を持ち、自ら主体的に学び、実社会に貢献できる人物」というポリシーに合致しているのではないかと考え、貴学のAO入試を受験することにしました。

回答のポイント

回答のポイントは、志望動機や自分の長所とアドミッション・ポリシーが合致していることです。そのためには大学側の立場に立ってアドミッション・ポリシーを読解していく必要があります。

さらに、アドミッション・ポリシーだけでなく、学位授与の指針であるディプロマポリシーや、カリキュラム策定の指針であるカリキュラムポリシーとも関連付けて解答できるとよりインパクトがある解答になるのではないでしょうか。

あわせて読みたい記事

大学入試面接シリーズ続々更新中!