【最新・全科目】2018年センター試験出題予想・分析と科目別の対策のポイント

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2017年のセンター試験の問題とこれまでのセンター試験の傾向を踏まえて、2018年に向けての問題予想とその対策のポイントをまとめてみました。2018年のセンター対策の一助になれば幸いです。今回は、教科・科目別に分析しています。

2018年センター試験は、ズバリこうなる

それでは、教科別に分析していきます。国語・数学、英語の受験者数が多い科目から、理科、社会まで取り上げています。自分が受験しようと思っている科目については、よく読んでみましょう。

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国語

評論・小説ともに、いつもレベルは変わらず、解きやすい問題となっています。最近の評論は科学や環境分野についての出題には要注意です。日ごろから、文系を志望する学生でも、そのあたりの分野への興味はもっておきたいところです。ニュースを中心に、時事的な話題には意識して触れておきましょう。小説では、心情の変化の読み取りは不可欠です。普段から、小説を意識して読み、自分なり登場人物の関係図などを作り、その心情や関係性をまとめてみるといいでしょう。また、同じ小説を、それぞれの人物に置き換えて、読んでみるのもいいトレーニングとなります。

古文・漢文については、基礎的な文法や用法はもちろんですが、和歌・詩など幅広い学習が肝となるでしょう。特に、比喩表現の学習に注視したいところです。
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数I・A

出題分野、出題形式に大きな変化はみられないでしょう。「2次関数」「場合の数と確率」「図形と計量」「図形の性質」「整数の性質」は、教科書の章末問題レベル、テキストなどの応用レベルまでは仕上げていきたいところです。毎年、「場合の数と確率」で苦戦する受験生は多いです。

苦手な人は、数学Ⅰからの教科書の見直しです。参考書や問題集ではなく。教科書を徹底的に復習するのです。その際に次の点に注意してください。

  • すべての公式を理解する
  • なぜその公式ができるのか導出できるようにする
  • いつその公式を使うのか理解する

教科書には非常にシンプルに解説がなされているので、まずは土台を固めることが先決です。

数Ⅱ・B

難易度に大きな変化は見られないでしょう。計算量が増加傾向なので、計算処理能力を高めていきたいところです。出題テーマとしては典型的な問題なのですが、文字の式の計算にも慣れておきましょう。数字ではなくアルファベットをマークさせる問題が全体として増加しています。数列で対数計算、対数関数の内分点を求める問題など、複数の分野にまたがる問題にも慣れておきたいです。

物理基礎

「反射波の作図と合成」「気体と液体の圧力」「変圧器と送電」のような、受験生が苦手とするテーマの問題を習得するとかなり有利になるでしょう。また、いまいち単元のポイントがつかめないなど、もやもやとしたものがある生徒は、センターで失敗する可能性もあります。「この運動だったらこれね」みたいに、要点をしっかりとらえることができ、納得して正解を導くことができているのなら物理基礎はまさにあなたにとって非常に有利な科目になるでしょう。
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化学基礎

化学基礎の教科書に記載されている基本的な内容だけでなく、補足的に記載されている発展的内容や実験器具の使い方にも注意を払う必要があります。また、単分子膜を利用したアボガドロ定数に関する問題や中和滴定に用いる指示薬の色の変化の様子と滴定値から酸と塩基の組み合わせを推定する問題など受験生が苦手とする問題へも挑戦したいところです。

もっとも重要となる単元は「化学結合」「物質量mol」「化学反応式」になります。この3つの単元をマスターすることで、化学基礎の学習が非常にスムーズになります。もちろん、最初の重要単元である化学結合をマスターするにあたって、物質の構成や原子、イオンなどの習得は必須です。学習の前半で登場するこれらの内容をしっかりと覚えるようにしましょう。
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生物基礎

グラフから考察を求める問題、実験結果から考察を求めるような問題などにも慣れておきましょう。生物基礎の時間と配点は60分で50点満点。設問数は16題~15題でマース数は17程度です。対策ができている生徒は非常に速く解くことができ、30分で完答してしまう生徒もいます。先ほども述べたように、教科書の細部まで正確に暗記することと、多くの考察問題になれることが重要です。

問題の構成は大問酸3題の構成で、細胞やDNAなど生物と遺伝子に関する問題、ホルモンや免疫など体内環境の維持に関する問題、バイオームや物質の循環など生物の多様性に関する問題にわかれます。
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地学基礎

日ごろから教科書に記載している図や表を参照しながら学習することで高得点を狙える科目です。地学基礎の学習では、教科書や資料集に登場する写真やイラスト、図などをしっかりと覚えていくことが重要です。言葉で覚えることも重要ですが、実際のセンター試験では写真や図などが頻繁に登場します。

参考書をしっかりと2週間程度かけて読み込み、センター用の問題集で単元ごとに演習を行いましょう。単元ごとの出題のポイントや頻出例題がわかったところで、予想問題集や実践問題集をこなせれば、1カ月~2ヵ月程度で9割得点に達成することができるようになります。
参考センター試験地学基礎で9割とる勉強法!

物理

「熱力学」「波動」は絶対習得。内容面では、新課程となった2017年本試験においては、初めて「電磁誘導」が出題されるなど、まんべなく教科書の内容の理解を深めたいところです。

物理の勉強で重要なことは、根本からの理解です。公式の意味やなぜこのような計算をするのかを理解しておかないと問題に応用できません。公式や解き方を暗記してしまおうとする生徒がいますがいづれ通用しなくなることは目に見えています。言い方を変えると、物理を理解できた生徒は、化学や生物の勉強量から考えるとずっと少ない勉強量で9割得点できるようになります。
参考センター試験物理で9割を取る勉強法!

化学

出題形式に関しては、よく出題される正誤組み合わせ問題、高分子に関する問題など、傾向は変わらないでしょう。過去問を中心にしっかり実力を養っていきたいところです。

化学は「理論・無機・有機」の3つの分野に分かれますので、それぞれについて勉強法を確認していきましょう。勉強の順序としては、まずは理論化学を徹底的に勉強してください。この知識や理解が無機や有機の勉強につながってきます。
参考センター試験化学で9割を取る勉強法!

生物

代謝(呼吸や光合成)の問題は、2017年には出題がなかったものの、引き続き注意しておきたい単元です。これは、化学反応の詳細を問うような問題もそれと同様です。生物基礎の範囲からの出題は、関連事項がいくつか問われているのみだったことも頭に入れておきたいです。

生物の出題内容は、その難易度が高くなるにつれて難問や奇問の割合が増えていきます。逆にセンターレベルの問題の場合は、基本的なレベルの問題ばかりの出題で、応用論点の出題ではある程度パターンが絞られてきます。しっかりと対策を行えば、確実に9割得点の可能性が見えてきます。

生物で高得点を取るためには、細かな知識が必要で、教科書だけでなく、資料集などの詳細に至るまで読み込む必要があります。実験・考察問題も重要で、目的や実験器具や実験方法もしっかりとマスターしてください。高校の先生になって実験を説明しなけらばならないと思って勉強すれば、ポイントが見えてきて知識の定着がスムーズになります。
参考センター試験生物で9割を取る勉強法!

地学

「宇宙分野」「大気と海洋」はしっかり得点源になるよう学習に取り組みましょう。知識そのものを問う問題も増加傾向にあるので、しっかり暗記することを意識していきましょう。

日本史B

出題形式に変化はなく、表の読み取り・写真・史料・地図など従来通りの出題されると思われます。2017年は、写真を利用した年代配列問題は今までにない出題でありましたので、新傾向の問題も冷静に対処できるまでの力を養っておきたいところです。

日本史Bの出題内容で特徴的なものとして「テーマ史」があります。例えば、文化史や政治史、経済史、農業史、外交史など、特定の領域の歴史の流れを考えさせる問題の出題が多いことが特徴として挙げられます。

ある時代をそのまま問いてくるのではなく、特定のテーマごとに考察の主眼を置かせ、そのリード文をもとに関連する周辺知識を問う問題の出題が多くなっています。内容的には難解な出題は見られませんが、今までとは違う切り口での出題も見られますので、模試などを通して、様々な出題パターンに慣れておくことが重要です。
参考2018年度「日本史B」センター試験対策!出題傾向分析

世界史B

出題形式では、空欄補充型の語句問題は昨年と変わらず4問出題されるでしょう。グラフを題材とする問題、年表形式の問題は必答なので、しっかり覚えてきたい。地図問題、指定年代の正誤を問う問題も出題されると差が出るところなので、引き続き対策をしておきたい。日本史を意識した問題も出題され、2017年は、治安維持法と日本国憲法に絡めて出題され時事問題も日ごろから意識しておきたいです。

センター試験「世界史B」の出題形式を分析してみると、その主流は4択やa・b2文の文章正誤問題がほぼ7割を占めている状況です。ですので、対策としては「いつ・誰が・どこで・何を・なぜ」という問いに答えられるように覚えていくことが重要です。

そのためには、教科書をしっかりと読み込み、歴史の流れを地域ごとに押さえていくことが重要です。教科書では歴史の流れがつかめないという方は、予備校講師などが出版している参考書などで、短時間に流れをインプットしてしまうこともおすすめです。

地域ごとの政治史だけでなく、社会や経済史に絡めた幅広い出題も見られますので、各地域ごとに略年表などを作成し、政治や経済などの歴史の流れや、各地域間の交流なども意識しながら勉強を進めていくとよいでしょう。
参考2018年度「世界史B」センター試験対策!出題傾向分析

地理B

「自然災害」については、切っても切れない存在となりつつあるので、特に注意して学習しておきたいところです。傾向は毎年同じなので、教科書を中心とした学習をしていきましょう。

新課程になってから地理の出題内容に大きな変化が見られました。それは世界地誌からの出題が大幅に増加したことです。今まで出題が第4問だけに絞られていた世界地誌からの出題が、第4問、第5問からの出題に拡大しており、受験生の得点率も約5割と低くなっています。

どの地域からの出題が見られるかわからないので、学習が不完全な国や地域が残ったままセンター本番を迎えないように注意しましょう。世界の地形、気候、環境、人口、工業、農林水産業、などの学習が終わったら、世界地誌にも力を入れるようにしましょう。
参考2018年度「地理B」センター試験対策!出題傾向分析

倫理

2017年度の出題内容では、ホーリズムや共同体主義、ポストモダニズムなどのわかりにくい現代思想、プロティノスや伊波普猷、荷田春満のマイナーな出題が見られました。

しかし、これらのなじみの薄い内容からの出題は多くても2割にとどまります。基本的な人物や思想をマスターできていれば8割得点も可能ですので、欲張って難解な思想に手を出すのではなく、まずは基本的な人物や思想を模試などで確実に得点できるように勉強していきましょう。
参考【大学受験・倫理】倫理の勉強法とそのポイント

英語

毎年、大問数、出題数にほぼ変化はありません。出題分野・出題形式も変わっていなことから、対策はしやすいでしょう。しかしながら、読解問題の比重が高まっており、語彙力や素早い処理能力が必要とされることから、日ごろから、長文対策は施しておきたいところです。

センター対策だからとって、基礎・基本、標準テキストをヤるのは早合点です。また、「センター~」のような冠がある教材をやみくもに手にとってやるのも危険です。ズバリ、やるべきなのは、「センターの過去問」です。そして、間違った問題は、ケアレスミスとは思うことなく、その問題だけでなく、その単元全体を復習しましょう。しっかりやりきることが大事です。

特に、国語や英語の読解問題は、その答えの根拠を自分で答えられるようにならなければなりません。また、まったく同じ問題は出題されませんが、解法や思考法はいくつかのパターンが存在しているので、過去問をやる中で、自らつかめると最強です。それを見つけるというか、会得していく楽しみを胸にがんばりましょう。
参考決して簡単・基礎でないセンター突破の最短勉強法

まとめ

現在、高校2年生の諸君は、来年のセンター試験に向けて、やはり、「教科書」を中心とした「基礎固め」を意識した学習が必要です。新しいテキストや問題集を購入したり、予備校や塾のプリントをもらったりすることも多いとは思いますが、ベースとなるのは、「教科書」です。なんでもわからないこと、新しく知ったことは、「教科書」に書き込むことで、自分だけのオリジナルの「参考書」にしてしまうぐらい、「教科書」を使い込みましょう。

センター試験は至って平均レベルの問題しか出題されません。単語の発音・アクセントだったり、単語の意味、教科書レベルの数学問題、漢字の読み書きなど、1・2年生のうちに求められる力で十分に解くことができることも事実です。「今やっていることが受験勉強」という意識を常に持ちながら勉強を進めていきましょう。

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  1. […] センター試験は至って平均レベルの問題しか出題されません。単語の発音・アクセントだったり、単語の意味、教科書レベルの数学問題、漢字の読み書きなど、1・2年生のうちに求められる力で十分に解くことができることも事実です。「今やっていることが受験勉強」という意識を常に持ちながら勉強を進めていきましょう。(TEKIBO http://tekibo.net/center2018/) […]

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