小論文対策必須課題「地方創生・活性」のデザインに関する論文のポイント

小論文の課題でとしても、頻出の「地方創生・活性」に関するテーマに関して、それをある人の解答例を見ながら、掘り下げていきます。

「地方創生・活性」のデザインに関する論文

<課題>
あなたが日本をデザインするとき,どんな日本を良い日本だと考えるか,その根拠となる価値観はどんなものか,実現のためのプロセスと実現のためにあなた自身ができること,あるいはしたいこと,の3点を説明せよ。(800字)
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ある人の解答例<添削前>

私が日本をデザインするとき、人々と地域と未来がつながる日本が良い日本だと考える。

人々は夢や希望を抱いている。その夢を叶えるため若者は勉学に励んだり、技術を身につけたりしている。大人は人々のために社会貢献をしたり、新しい技術を発明したりよりよい未来を築こうとしている。また世の中は世代交代すると、視点が変わり新しい考えが生まれる。だから私は、新しい視点で人々で人々と地域と未来がつながる日本をデザインしたい。

これを実現するためのプロセスと実現のために、私は将来市役所や区役所で町おこしやまちづくりを行う部署に就きたいと考えている。この夢をもつようになったきっかけは、人のために役立つことが好きだと気づいた時からだ。私は、父の転勤で埼玉、東京、兵庫、福岡で暮らした。引っ越す度に沢山の方に助けられた。だから次は私がその方々のために地域を活性化させ、市民にとって身近な存在になりたいと思うようになった。また日本は世界で幸福度ランキングが第51位だ。その理由は、一方では、過疎化や農業の高齢化が起きていて、一方では、グローバル化や過密化が起きている。つまり、地域で格差が起きているからだ。発展は日本全体で起こらないと意味がない。だから私は、(      )に進学したいと思う。そこで、4年間まちづくりとはどういうものなかのか、地域を保全するにはどうしたらよいのか、伝統産業を残しいくにはどうすればよいのかしっかりと学ぶ。学んだことを活かし将来はまちづくりの部署に必ず付く。

私の長所は、生徒会長やバスケットボール部部長の経験で培った周りを見て行動しすることだ。地域を活性化するには、地域の現状、地域の方々のことをよく見て考え実行しなればならない。この夢をかなえるまで、叶えられる力をつけ、「人々と日本と未来がつながる日本」を築き上げる。

添削・講評

明るい側面からだけの論述なので、もっと暗い側面(夢を持てない若者が多い、非正規雇用の大人も多いなど)か、そこからどう日本をデザインしていくかを論ずることができればもっといい論文になります。

もっと具体性があるといい。
「新しい技術を発明したり」⇒たとえば、どんな発明?それによってどうなった?
「世の中は世代交代すると、視点が変わり新しい考え」⇒たとえば、どのような考え?
「人のために役立つことが好きだと気づいた時」⇒それはいつ?どんな出来事がきっかけ そこが大事
「人々と日本と未来がつながる日本」を築き上げる。⇒それは具体的にはどんな日本なの?

<講評>
「どんな日本を良い日本だと考えるか,その根拠となる価値観はどんなものか」と課せられていますが、「その根拠となる価値観」が薄いように感じます。論文では、根拠、具体性が重要な柱となります。そのあたりの深い洞察が必要です。日ごとから、うわべだけのきれいな言葉をならべて記述するだけでなく、根拠を意識した論述をこころがけましょう。

人柄がわかる論文であったが、よい日本をデザインするための持論と根拠をもっと知りたかったです。今回の課題は、志望理由書ではありません(笑)。あくまで課題に沿った内容が問われます。

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