医師国家試験2018年度から臨床的な応用力を問う問題に重点

2017年7月3日に、厚生労働省が2018年に実施される第112回医師国家試験において、試験日数や出題数など4つの変更を行うことを公表しました。

2018年実施の医師国家試験から4つの変更

今回の医師国家試験の変更には、医療を取り巻く状況や臨床医の不足を補う目的があるようです。医師国家試験が今後向かう方向性は、従来のように単に知識を問う問題ではなく、症候から優先順位を考慮しつつ鑑別診断や治療方針の選択を進めていくという臨床医の思考過程に沿った、臨床的な応用力を問う問題が出題されるようになります。

新しい出題傾向としては、臨床実地問題により重点をおくことになる予定です。

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出題数の減少

医師国家試験で問われる問題総数は500題でしたが、100題減少し400題に変更されます。減少する問題は必修問題以外の一般問題で、臨床実習前に受ける共用試験と重複する、医学各論、医学総論が対象となっています。

試験日数の減少

出題数が見直されたことにより、試験日数も従来の3日間から2日間に短縮されます。今までの試験時間は1日あたり5時間から6時間になり、3日間合計で16時間もの試験時間となっていました。

臨床実地問題の配点の変更

臨床実地問題数が増えることもあり、必修問題以外の臨床実地問題の配点が従来の1問3点から1問1点に変更されます。

合格基準の変更

必修問題以外の一般問題と臨床実地問題は、これまで各々で合格基準を設定していたものを、一般問題と臨床実地問題の得点の合計について合格基準が設定されます。

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