センター地学基礎「地殻を構成する岩石」試験に出題される岩石一覧

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センター試験地学基礎。地球の内部構造で出題されるのが、地殻を構成する岩石です。しっかりとグループ分けをして覚えていきましょう。今日は地殻で登場する岩石を紹介します。

岩石の分類

地殻を構成する岩石ですが、大きく3つのグループに分類されます。

  • 堆積岩…土砂や生物の死骸などが堆積し押し固まってできた岩石
  • 火成岩…マグマが冷えてできた岩石
  • 変成岩…岩石が高温・高圧で変質した岩石

堆積岩

土砂や生物の死骸などが堆積し押し固まってできた岩石には、粒が丸みを帯びているという特徴があります。あとは何が堆積してできているのかをしっかりと覚えましょう。堆積岩には次の種類があります。

  • 砕屑岩…岩石が砕けそれが固まってできた岩石
  • 火山砕屑岩…火山活動で噴出したものが降り積もってできた岩石
  • 生物岩…生物の死骸や殻などが固まってできた岩石
  • 化学岩…海水や湖水などに溶けていた物質が化学的に沈殿してできた岩石
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砕屑岩の種類

  • 礫岩…粒の直径2mm以上
  • 砂岩…粒の直径2mm~0.06mm
  • 泥岩…粒の直径0.06mm以下

泥岩には、シェールガスとよばれる天然ガスなどの有機物が含まれることがあります。

火山砕屑岩の種類

  • 凝灰岩…火山の噴火で噴出された火山灰などが固まってできる
  • 軽石…水蒸気が抜けた穴が表面にたくさんある

火山で噴出したもののうち、溶岩以外のものが火山砕屑岩になります。

生物岩の種類

  • 石灰岩…石灰質(CaCO3が主成分)の殻を持つ生物が押し固まってできる
  • チャート…放散虫などのケイ質(SiO2が主成分)の殻をもつ生物が押し固まってできる。

石灰岩との違いは、うすい塩酸を加えても二酸化炭素が発生しないことです。

化学岩の種類

  • 岩塩…水に溶けていた物質NaClが化学的に沈殿してできる
  • 石膏…水に溶けていた物質CaCO3が化学的に沈殿してできる

食品や美術用品、工業原料として使用されることが多い。

火成岩

次は火成岩です。火成岩とはマグマが冷えてできる岩石で、冷え固まる場所や冷え固まり方によって次の2つのグループに大別されます。

  • 火山岩…マグマが地表や地表付近で急に冷えてできる岩石。斑状組織を持つ。
  • 深成岩…マグマが地下深くでゆっくり冷えてできる岩石。等粒状組織を持つ。

火山岩

マグマが地表や地表付近で急に冷えてできる岩石である火山岩には、次の3つがあります。

  • 玄武岩…二酸化ケイ素SiO2が少なく粘り気が弱い。有色鉱物を多く含む黒っぽい岩石。
  • 安山岩…二酸化ケイ素はSiO2は中間程度の量で、色も黒と白の中間。
  • 流紋岩…二酸化ケイ素SiO2が多く粘り気が強い。無色鉱物を多く含む白っぽい岩石。

急速に冷え固まってできるので、斑状組織となります。ガラス質の石基と結晶部分の斑晶からなります。

深成岩

マグマが地下深くでゆっくり冷えてできる岩石である深成岩には、次の3つがあります。

  • 斑レイ岩…二酸化ケイ素SiO2が少なく粘り気が弱い。有色鉱物を多く含む黒っぽい岩石。
  • 閃緑岩…二酸化ケイ素はSiO2は中間程度の量で、色も黒と白の中間。
  • 花崗岩…二酸化ケイ素SiO2が多く粘り気が強い。無色鉱物を多く含む白っぽい岩石。

マグマが地下深くでゆっくりと冷え固まるので、等粒状組織をつくります。

変成岩

岩石がマグマなどの侵入により高温・高圧で変質した岩石を変成岩といいます。変成岩は大きく次の2つのグループに分類されます。

  • 接触変成岩…マグマによって岩石が変性してできる岩石
  • 広域変成岩…プレートの運動によって岩石が変性してできる岩石

マグマとプレートの運動によって、高温・高圧状態がつくりだされます。その環境下で岩石の性質が変わってしまうのです。

接触変成岩

  • ホルンフェルス…砂岩や泥岩が変性してできる。緻密で硬く黒雲母を多く含む。
  • 結晶質石灰岩(大理石)…石灰岩が変性してできる。粗粒の方解石からなる。

広域変成岩

  • 結晶片岩…うすい板を重ねたような構造で、片理が発達しはがれやすい。
  • 片麻岩…砂岩と泥岩が変性してできる。白と黒の縞模様が特徴。
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