小論文対策社会人文系学部で必須課題「人口減少社会」のメリット

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今回は、社会人文系の学部で必須課題の1つ「少子高齢化に伴う人口減少社会」についての課題について、実際の添削をしながら考察していきましょう。今回は、「人口減少社会」のメリットにフォーカスしています。

「人口減少社会」のメリット

【課題】地球上の人口が増加し続けている一方で,多くの都市が人口を減らし,都市が縮小している問題もある。あなたが考える縮小都市の長所について述べよ。(400文字以内)
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ある人の解答例<添削前>

私が考える縮小都市の長所は2つある。1つ目は、行政が運営しやすくなる点だ。都市が縮小し、人口が減るということは、行政は1人1人に目が届きやすくなる。現在、日本では高齢者は孤独死、子どもについては、待機児童の問題がある。人口が減ると行政は高齢者の家に訪問しやすくなり、孤独死を防ぐことができる。また待機児童については、保育園を作ったらもともとの子供の人数がすくないため全員入ることができ待機児童がいなくなるのではないかと考える。

2つ目は、地域の人と顔見知りになりやすい点だ。人が少なかったら、すぐに誰か何さんとわかり顔見知りになりやすい。顔見知りだったら、いざという時に、団結力が生まれると思う。団結力があったら、自分たちが住んでいるところをよりよくしようと積極的に活動する。

都市の人口が減り、縮小することは過疎化と言われるが知恵を絞りだせばいい方向に向かうと思う。

添削・解説

「行政が運営しやすくなる」と主張。

税収が減り、運営自体が成り立たなくなるケースがあります。実際に、夕張市があります。地方都市が今後なくなっていくというデータも存在します。税収が減るということは、人を雇えなくなり、また公共施設の補修などできなくなり、不便さが増していきます。高齢者を訪問したいけど、人を送り込めないということも想定されます。税収(お金)がないので、保育園も作れません。このあたりのことへのリカバリーもあれば、よかったでしょう。

<表現>
いざという時は⇒万が一の時
すぐに誰か何さんとわかり⇒名前と顔が一致し

<根拠>
顔見知りだったら、いざという時に、団結力が生まれると思う。⇒根拠に乏しい。なぜ顔見知りだったら、団結力?

<講評>
視点はよかったが、その裏付け・根拠に乏しかったことが悔やまれる。なぜそうなるのか、もう少し深い考察が必要。日頃から、統計データなどに目を通して、数量的な裏付けがあると心強い。

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