ニューロフィードバックで無意識に英語のリスニング能力向上

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無意識に英単語のリスニング能力が向上するニューロフィードバック技術技術が話題になっています。この技術が実用化されれば、効率よくリスニング能力を向上できる教育手法となることが期待されているようです。

無意識に英単語のリスニング能力向上

無意識のうちに英単語のリスニング能力が向上するという夢のような技術が開発されました。開発を手掛けたのは、NICT脳情報通信融合研究センター、大阪大学大学院情報科学研究科北海道大学らの研究チームで、無意識に英単語のリスニング能力を向上できるニューロフィードバック技術の開発に成功しています。

ニューロフィードバック技術は、英単語の発音を聞いているときに出る脳波から、音の聞き分けに関連する脳活動パターンを取り出し、その大きさを円としてフィードバックするという技法です。リスニング学習者はフィードバックされる円を大きくするようにイメージするだけで、無意識のうちにリスニング能力が向上するという結果が出ています。

実験では、無意識のうちにrightとlightの音の聞き分けが5日間程度で出来るようになったということです。この夢のような技術が教育現場に導入されると、リスニング問題で発音が聞き取れないという悩みが解決されるかもしれません。

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ニューロフィードバック技術とは?

ニューロフィードバック技術とは、脳波を分析し、特定の脳活動パターンを取り出し、その情報を本人に伝えることで、その脳活動パターンを理想の脳活動パターンに近づけるための学習を可能とする技術のことです。

もともとはADHD(注意欠陥障害)の治療用に研究されてきた技術になりますが、オリンピックに出場するような一流のプロスポーツ選手や企業の重役達が日常的に利用できる技術にまで実用化されています。

一方で、ニューロフィードバッグ技術には疑問の声も上がっているようです。ニューロフィードバッグ技術はもともとはADHDの治療用に開発された技術で、ADHDの治療に効果があることは多くの研究が証明しています。しかし、なかには効果がみられなかったとする研究もあり、スポーツ選手や企業の経営者たちにどれだけの効果があるかはわかっていないのが現実のようです。

まとめ

今回発表された資料では、実験データがしっかりと示されています。まだまだ、LとRの発音だけのデータですが、効果があったことは間違いなさそうです。実用化にはまだまだ時間がかかりそうですので、今まで通り地道にリスニング能力を研鑚していくほかないようですね。

「日本人の苦手な様々な発音を効率よく学習できるシステムを産学官の連携により構築し、新しい英語リスニング学習法として社会実装を目指していきます」ということですので、早くこの技術が実装化されることを期待しています。

参考:国立研究開発法人情報通信研究機構