九州大学「共創学部」を徹底解剖!平成30年4月新設

九州大学が平成30年4月に新設する新学部「共創学部」を徹底解剖します。九州大学にとって12番目の学部になる「共創学部」では、国際社会で活躍するグローバル人材の育成を目的に文理を超えた教育が行われます。

九州大学「共創学部」とは?

九州大学が平成30年4月に新たに設置する学部「共創学部」では、文理を超えた幅広い分野の学問を修得し、グローバル社会が直面している問題の解決策を共に構想し、新たな物事を創造する「共創」により新たなイノベーションの創出に取り組むグローバル人材の養成を目的とする学部です。

将来世界で活躍したい、グローバルリーダーを目指す学生に最適な学部になるのではないでしょうか。まだまだ中身については構想中のものもあり今後変更点が生じてくる可能性がありますが、現時点で判明していることをお伝えします。

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実際に勉強する分野は?

世界で生じている解決すべき問題を考えるためには、文理を超えた幅広い見地が必要です。1つの分野だけに明るいのではなく、あらゆる分野の事象を的確にとらえるゼネラリスト的な要素が必要になります。共創学部では、ゼネラリスト養成のため、文理の垣根を越えて4つの領域(エリア)の学問を勉強することになります。

また、21世紀の社会を生きるうえで必要不可欠な横断的な科目である「デザイン思考」や「データサイエンス」、「グローバルヒストリー」等も履修でき、課題・問題の解決に必要な知識や能力を十分に身に付けることができます。

  • 人間・生命エリア
    生命の発生・進化、人間の思考・認知・判断の仕組みなど
    (生物学、認知科学、脳科学等)
  • 人と社会エリア
    言語の仕組み、先史社会、多文化共生、生活実践としての福祉、宗教観など
    (社会学、文化人類学、コミュニケーション学等)
  • 国家と地域エリア
    国家や地域の歴史、特徴的な経済・社会現象、政治や経済面での関係性など
    (政治学、経済学、史学等)
  • 地球・環境エリア
    地球の資源、地球環境の変化による災害、生命が環境に与える影響など
    (地球惑星科学、社会・安全システム科学、基礎生物学等)

歴史・社会学から経済・政治学などの文系科目から生物学・脳科学、地学などの理系科目まで幅広く履修することになります。一つの学問を研究していくことも大切で有意義ではありますが、幅広い学問分野を履修すことも楽しそうで有意義にな時間が過ごせそうですね。

その他の学びの特色にも注目!

文理を超えた学問分野の履修だけでなく、ほかにも特色ある学びの環境が整えられています。PBL(Problem-Based Learning)やTBL(Team-Based Learning)など、グループでテーマについて議論しあう協働学習が多く取り入れられています。

英語教育にも力を入れていて、入学初年度から習熟レベルに応じた英語教育が実施されます。海外大学への留学も盛んに行い、国際体験を通じた国際理解・知識の拡大と、語学力やコミュニケーション力の向上が図られます。

九州大学「共創学部」に入るには?

共創学部に入るには、4つの方法があります。一般入試(前期)とAO入試、推薦入試、国際型入試の4パターンです。日本の普通の高校から進学するには、一般入試かAO、推薦入試のいずれかで入学することになるでしょう。

学部定員は105人

九州大学共創学部の学部定員は105名。一般入試前期日程では65名、推薦入試10名、AO入試20名、国際型入試10名になります。AO枠が大きいのが特徴で、高校生のときに色々な活動を行った学生や、一芸に秀でている学生などにも大きく門を広げています。

一般入試と推薦入試ではセンター試験の受験が必要になります。詳細は平成29年3月以降に発表されますので、わかり次第お伝えします。

  • 一般入試(前期)65名
    選抜時期:2月下旬
    センター試験:必要
  • 推薦入試 10名
    選抜時期:1次…1月下旬、2次…2月初旬
    センター試験:必要
  • AO入試 20名
    選抜時期:1次…10月初旬~中旬、2次…11月初旬

九州大学の現在の世界大学ランキング

イギリスの教育専門誌「Times Higher Education」は、世界の大学ランキングを発表している専門誌で、最も権威があると言われているランキングになります。2016~2017の世界大学ランキングでは、九州大学は135位と100位圏内に入ることができませんでした。日本国内の大学では北海道大学に次ぐ8位となっています。

九州大学は、2011年の創立百周年を機に、すべての分野において世界のトップ百大学に躍進する「躍進百大」というスローガンを掲げています。今後九州から多くのグローバル人材が育つように今は、様々な面で環境を整えているところです。今後の躍進に期待します。

ちなみに、世界ランキング1位はアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT) 。アジアのなかでトップなのが、12位につけたシンガポール国立大学(NUS)。日本の大学でトップになったのは、34位の東京大学になりました。

まとめ

九州大学に新たな学部「共創学部」が登場します。今までのように知識・学力一辺倒で入学者を決めるのではなく、幅広い視点から、今後世界で活躍できる学生を入学させてほしいところです。

高校生や中学生の中にも、自ら進んで様々なイベントなどに参加している意識が高い学生が沢山います。レポートの作成、プレゼンの準備など、学校の教科以外の力も十分に備わっています。その点もしっかりと評価できる入学システムになってほしいと願っています。
参考AO入試の対策はいつから、どのような仕方をすればいいの?

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