大学進学者の奨学金制度「給付型」と「無利子」の拡充!

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経済的な理由で、大学進学が困難な学生に向けた奨学金制度が充実してきました。2018年度から返済が不要な給付型奨学金制度が本格実施された他、従来の貸与型奨学金も拡充しています。

給付型奨学金制度の本格実施

返還が不要な奨学金で経済的な理由で進学を断念せざるをえない生徒の進学を後押しする目的で創設されたのが「給付型奨学金制度」。2017年度の進学者から先行して行われてきましたが、2018年度(平成30年度)から本格実施されています。

給付型奨学金制度とは、従来の貸与型奨学金制度とは異なり、大学を卒業後に返済が不要な奨学金になります。給付型奨学金制度を利用できるのは、住民税非課税世帯(市町村民税所得割額が0円)の人、又は生活保護受給世帯の人、社会的養護を必要とする人と限定されていますが、返済の必要がない奨学金として注目が集まりました。

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無利子奨学金の大幅な充実

従来の貸与型奨学金もさらに充実しています。貸与型奨学金には2種類あり、利息がつかない「第一種奨学金」と、利息がつく「第二種奨学金」があります。昔からなじみのある奨学金制度で、親世代も活用した方が多いのではないでしょうか。

今回、拡充されたのは、第一種奨学金で無利子奨学金です。貸付を受けるには成績の基準を満たさなくてはなりませんが、非課税世帯学生については、成績基準が実質的に撤廃されています。つまり、成績が悪くても無利子の奨学金を借りれるようになったのです。

また、非課税世帯ではない場合、成績の基準などの貸与基準を満たせば、全ての希望者が、無利子型奨学金を借りられるようになっています。基準の壁が低くなり、無利子の奨学金を利用しやすい環境が整ってきました。

また、卒業後の返済についても、所得に応じた返還月額を設定できる所得連動返還型制度も導入されています。保証機関への登録やマイナンバーの提出が必要になりますが、最低返還額は2千円からと、返済の方法も利用しやすいように変化してきています。

奨学金を借りるということ

奨学金を借りてまで大学に進学するのですから、それ相応の研究をしっかりと行うことが学生にとって非常に大切です。

まず、給付型奨学金制度を利用する学生は、国民が一生懸命働いて納めた税金をもらっているということを自負してください。あなたのために税金が使われているのですから、しっかりと勉強して、将来社会に貢献できるような人材になることが必要です。

そして、貸与型奨学金制度を利用する学生ですが、これは借金であるということを忘れないようにすることが大切です。借金ですから返済の義務があります。大学に4年間通うのに莫大なお金がかかります。大きな借金を背負って社会に出ることを意味しますので、それなりのリターンが得られるように、大学在学時に勉強に励んでください。

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