【センター倫理対策】入試によく出る人物のまとめ・一覧

今回は、センター入試や大学入試よく出る人物をまとめてみました。この記事に出ててくる人物は、最低限おさえておくべき人物で、一人でも欠かしてしまうと平均点をとるのは、難しくなるでしょう。

【倫理】入試によく出る人物のまとめ(西洋思想編)

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古代

ソクラテス

ソクラテス自身による著作はなく、弟子であるプラトンらが記したものが典拠。主な概念として、無知の知、アレテー(徳)、問答法(産婆術)、ソクラテス的アイロニーを説く。

プラトン

主な概念として、イデア、感性の二元論。著書に、『ソクラテスの弁明』、『クリトン』『饗宴』、『パイドン』、『国家』、『パイドロス』など。

アリストテレス

プラトンに師事し、プラトンの徹底した観念論に対し、経験的に与えられる個物を重視しました。また実在論を展開したことでも知られています。主な概念として、中庸 (ギリシア哲学)、理性、論理学、三段論法。著書に、『形而上学』、『自然学』、『弁論術』、『オルガノン』。

16世紀

フランシス・ベーコン

イギリス経験論の中で、自然研究の究極の目標は自然の技術的支配にあると主張。4つのイドラ(人間の陥りやすい偏見、先入観、誤り)、現実の観察や実験を重んじる「帰納法」を唱える。

トマス・ホッブズ

社会契約伝統の近代創設者で、物体論、人間論、国家論で有名。自然状態に於ける生とは「孤独、貧困、不快、粗暴、短い」と述べる。主な著書に『リヴァイアサン』

ルネ・デカルト

合理主義哲学(大陸合理論)であり近代哲学の祖。スコラ哲学に対する失望から、数学を愛し自然の科学的研究にいそしんだ。方法的懐疑、実体二元論、直交座標など唱え、「我思う、ゆえに我あり」と述べたことが有名。

17世紀

ブレーズ・パスカル

数学者・物理学者でありモラリストでもある。パスカルの定理、パスカルの三角形「人間は考える葦である」が有名で、著書に『パンセ』。

ジョン・ロック

イギリス経験論で、タブラ・ラーサ、「被統治者の同意に基づいた政府」、自然状態、生命の権利、自由と財産権、「事象記述の平明な方法」を唱え、『統治二論』(『市民政府二論』)、『人間知性論』を著す。

18世紀

ジャン=ジャック・ルソー

フランス啓蒙期の思想家。社会契約、ロマン主義、共産主義の先駆者です。一般意志、自然状態、社会契約、完成可能性を唱え、『社会契約論』、『エミール』、『人間不平等起源論』などを著す。

イマヌエル・カント

バークリーの観念論、あるいは経験論を批判し、ドイツ観念論哲学の基盤を築く。理性批判、定言命法、超越論哲学、物自体を唱えました。主な著書に、『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』があります。

ジェレミ・ベンサム

功利主義の提唱者です。主な概念として「快楽や幸福をもたらす行為が善である」、「最大多数個人の最大幸福」、パノプティコンを唱えました。著書に『道徳及び立法の諸原理序説』があります。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

ドイツ観念論。近代哲学と現代哲学の分水嶺。絶対観念論、弁証法、止揚、主人と奴隷の弁証法を唱える。『精神現象学』、『エンチクロペディー』、『法哲学・要綱』が主な著書。

19世紀

ジョン・スチュアート・ミル

ベンサムの功利主義を擁護。経済学者でもある。社会民主主義・自由主義思想に多大な影響を与え、晩年は自ら社会主義者を名乗り、『功利主義論』、『自由論』が主な著書。

カール・マルクス

科学的社会主義の共同創設者(フリードリヒ・エンゲルスと共に)、史的唯物論、剰余価値、労働者の搾取、階級闘争を唱え、『資本論』、『共産党宣言』を著す。
参考マルクス経済学

セーレン・キェルケゴール

実存主義の創始者。ヘーゲル哲学の観念的な普遍性を拒否しました。著書に、『死にいたる病』、『哲学的断片』、『不安の概念』。

フリードリヒ・ニーチェ

実存主義、反キリスト、反・反ユダヤ主義、反国粋主義を唱える。著書に『悲劇の誕生』、『反時代的考察』、『悦ばしき知識』、『ツァラトゥストラはこう語った』がある。

ジークムント・フロイト

精神医学や臨床心理学などの基礎となったのみならず、20世紀以降の文学・芸術・人間理解に広く甚大な影響を与えました。局所論(意識・前意識・無意識)、構造論(自我・超自我・イド)、性的発達理論(口唇期・肛門期・男根期・エディプス期・潜伏期・性器期)、生の本能(エロス)・死の本能(タナトス)を唱え、主な著書として、『夢判断』、『精神分析入門』があります。

20世紀

ジャン=ポール・サルトル

無神論的実存主義。現象学と存在論を独自の解釈で継承したのちに実存主義とマルクス主義との融合をめざしました。主な著書に『存在と無』、『嘔吐』があります。

【倫理】入試によく出る人物のまとめ(日本思想編)

鎌倉時代

鎌倉時代の新しい仏教

江戸時代

荻生徂徠(おぎゅうそらい)

古典を研究するには古語を学ぶ必要ひつようがあると主張(古文辞学派)。『政談』などが主な著書。

本居宣長

国学者。賀茂真淵から『古事記』の研究をすすめられ,三十数年かけて『古事記伝』44巻をあらわした古典研究を通じて、宣長は、日本の古代精神のすぐれていることを強調し、復古思想を説といて国学の礎を築いた。『玉の小櫛』や,『玉勝間』などの随筆でも有名。

安藤昌益(あんどうしょうえき)

社会思想家・医者。天災・ききんに見まわれ、悲惨な生活に追われる農民の立場に立って『自然真営道』を書き、封建制度を批判した。とくに、働はたらかないで贅沢をしている武士階級を批難。すべての人が生産に従事する平等な社会を理想とした。

二宮尊徳

農政家。農家に生まれ、没落した家を再興。それが広まり、諸藩・諸村の復興に尽力、後に幕臣となりました。徹底した実践主義者で、その思想・行動は報徳社運動として受け継がれます。
秋田の二宮尊徳「石川理紀之助」現代人に響く言葉

福沢諭吉

学者・啓蒙思想家。慶応義塾の創始者であり、伝染病の研究や翻訳家としても偉大な成果を残した人。『学問のすゝめ』は人間平等宣言と一身独立・一国独立、独立自尊の主張により、ベストセラー。そのほか、主な著書に「西洋事情」「文明論之概略」などがあります。
参考学問のすゝめ(著)福沢諭吉
参考福澤諭吉と本居宣長の共通点