大学入試小論文の書き方!段落構成はシンプルに

大学入試で小論文を課す大学が増加しています。AO入試や推薦入試だけでなく、一般入試でも小論文が受験科目となっている大学・学部も少なくありません。今日は大学入試の小論文の書き方についてお伝えします。

小論文と現代文の違い

小論文試験は国語の現代文とは明確な違いがあります。それは、現代文は問題文で提示されたパーツだけを用いてより素晴らしい作品を仕上げた人が評価されますが、小論文では自分で各種のパーツを答案に持ち込んだ上で、素晴らしい作品を仕上げた人が評価される試験です。

ということは、小論文は事前にしっかりと勉強してきた人と勉強してこなかった人の差が開きやすい試験とも言えます。小論文の対策をしっかりと行ったうえで受験に臨むようにしましょう。

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小論文では最初と最後に答えを書く

小論文を書く際の最大のポイントは「わかりやすさ」です。設問に対してシンプルにわかりやすくズバリと答えを書くことが最善ではないでしょうか。複雑な表現技法やテクニックは蛇足でしかありません。読み手のことを考えて書くようにしましょう。

その際に有効なのが、最初と最後に、あなたの主張や答えなどをしっかりと述べることです。最初に主張や答えを明示することで、この論文で何が言いたいのかが明確になります。また、その主張に基づいて内容を構成していけばよいので、推敲もシンプルになりスラスラと書くことができます。最後も印象を残すために主張を繰り返すようにしましょう。

小論文の書き方は5段階で

段落構成はシンプルにすることがわかりやすい小論文を書くときのポイントです。お勧めは5段階の構成にすることです。

  1. 主張:自分の主張や答えを明示
  2. 理由:主張や答え根拠をしめす
  3. 具体例:字数や内容によってはなくてもいい場合も
  4. 反駁:他の意見に反対し論じる
  5. 主張:必ず1と一致させる

小論文の5段階構成

主張:私はバナナが好きです。
理由:なぜなら、バナナは栄養価が高いにもかかわらず低カロリーだからです。
具体例:実際に、バナナ1本のカロリーは約86kcalとごはんやパンと比べても低くなって
いますが、日常生活で不足しがちな栄養がバランスよく含まれています。
反駁:バナナは栄養豊富な食べ物だと言われますが、バナナを食べ過ぎるとカリウムの摂
取過多になるという意見もあります。しかし、バナナの中に含まれるカリウムは、他
の食べ物と比べてもそんなに多いとはいえず、病院で食事指導を受けている腎疾患患
者でもない限り問題になりません。また、もしそうであるならバナナだけを注意して
いても仕方がないのです。
主張:以上のことから、バナナが好きです。

まとめ

小論文は、はっきりって事前の準備で勝負が決まります。過去に出題された設問などをしっかりと分析し、これから学ぶであろう学問領域について日頃からアンテナを張り、日常生活を送るようにしましょう。意識して生活するのと、無意識で生活するのでは大きな差に広がってきます。

また、ニュースや新聞などで議論になっていることに対して、400字程度で自分の考えをまとめる訓練を毎週欠かさずに行うようにしてください。はっきり言って対策を講じた人とそうでない人の小論文はまるで違います。