最新傾向の大学入試小論文の分析!出題形式や新傾向問題も

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大学入試の小論文にはさまざまなテーマや資料が出題されます。今日は2017年度に実施された大学入試小論文の分析を行います。

大学入試小論文の出題形式の分析

大学入試の小論文はの出題形式は、大きく分けると5つのタイプに分類できます。

  • 課題文型小論文
    日本語で書かれた課題文を読み主題や論点を把握し、それについて自分の意見を述べる。
  • テーマ型小論文
    課題文がなく「〇〇について自由に論じなさい」など、条件が緩い小論文です。
  • 資料読解型小論文
    経済統計やアンケート結果、図表などを分析し、問題点の指摘や解決策を述べる小論文です。
  • 英文型小論文
    英文を読み、和訳や適語補充、要約、自由記述をおこなう小論文です。
  • 理数型小論文
    理科の用語や、数学の公式などについて説明させる小論文です。

まずは、自分が受験する大学・学部の小論文がどのタイプなのかをしっかりと分析してください。過去問を研究したり、高校の進路指導室の資料を十分に活用しましょう。

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2017年度小論文で一番多い出題形式は?

2017年度に全国の大学で実施された小論文入試の出題形式を分析してみました。最も多い出題形式は「課題文型小論文」で、全体の6割以上を占めています。

文系学部と理系学部で出題形式の違いが見られます。文系学部は課題文型小論文が多いのに対し、理系学部では課題文型小論文以外の出題も多くみられるのが特徴です。

全学部の出題形式

  1. 課題文型小論文…65.2%
  2. テーマ型小論文…12.2%
  3. 資料読解型小論文…6.7%
  4. 英文型小論文…9.6%
  5. 理数型小論文…5.4%
  6. その他…0.6%

文系の出題形式

  1. 課題文型小論文…74.8%
  2. テーマ型小論文…10.0%
  3. 資料読解型小論文…4.4%
  4. 英文型小論文…8.9%
  5. その他…1.1%

理系の出題形式

  1. 課題文型小論文…48.2%
  2. テーマ型小論文…14.2%
  3. 資料読解型小論文…10.7%
  4. 英文型小論文…12.5%
  5. 理数型小論文…14.2%

新傾向の小論文テーマ

毎年テーマ型小論文で見られるのが新傾向の出題テーマです。理系学部や医学部での出題される可能性が高く、今後も変わり種のテーマが出題されていくことに変わりはないでしょう。実生活の中で新たなアイデアを提案するような問題や、誰かに何かを伝える方法などに関連する問題が多いように感じます。

新傾向のテーマ

横浜市立大学 医学部医学科(前期)

いま海外留学を計画していいるが、渡航・滞在費などの資金が不足しているとする。そこで、保護者等に資金援助を依頼する手紙を作成せよ。

首都大学東京 都市教養学部生命科学コース(後期)

屋上の実験区画を生物学の研究に与えられたとして、どのような研究を行いたいか述べよ。

九州大学 芸術工学部芸術情報設計(AO)

ある国語辞典によると、「観念」とは「ある物事について人が抱く考えや意識など」であり、「概念」は「物事についての概括的な意味内容」であるという。この二つの言葉の違いを、対象学年は問わないが小学生に理解させたい。どのように説明するか。図も用いながら述べよ。

定番のテーマも、新傾向のテーマにも言えることですが、しっかしと事前に書く練習を行っておかないと、なかなかペンが進まないし、論点が大きくずれることがあります。何度も書いて訂正し、多くのテーマについて練習しておくことが合否のカギを握ります。

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