小論文の文章を読みやすくする3つのポイント

スポンサーリンク

文章を書くことが得意な受験生、苦手な受験生がいますが、小論文は小説のように物語の中に読者を引き込むようなテクニックは必要ではありません。如何にシンプルに読みやすく書くかが重要です。今日は、読みやすい小論文にするためのポイント説明します。その中でも、一文一文の書き方で気をつけたい3つのポイントをレクチャーします。

読みやすい一文一文の書き方

小論文でもどんな文章でもいいのですが、読みにくい文章が世の中に散見されます。小論文の論理を学習する前に、まずは読みにくい文章とはどのようなものなのかを理解しておきましょう。読みにくい文章の代表例は次の通りです。

  • 主語と述語の関係がわかりにくい文章
  • 修飾関係がわかりにくい文章
  • 接続詞を使っていない文章

この3つが文章のいたるところで出現すると、読む気も失せる小論文が完成するのです。ということは、この3つが無い文章を書くだけで、一気にあなたの小論文は読みやすいものになります。

スポンサーリンク

主語と述語の関係がわかりにくい文章

これは、小学校で学習済みの内容になりますが、難しい文章を書こうとすればするほど主語と述語の関係が複雑になりわかりにくくなります。わかりにくくなる原因として、一文の中に二つ以上の節を入れることから生じます。小学校では「重文」や「複文」として学習しました。

節とは、主語と述語の固まりのことです。主語と述語が1組しか登場しない文を単文といい、それだけで読みやすくなります。しかし、一文の中にいくつもの節が出てくるだけで一気に読みにくくなるのです。次の文章を読んでください。

「台風が襲来し、雨が強くなり、風も強くなったので、私は傘を差した。」

台風が(主語)襲来し(述語)、雨が(主語)強くなり(述語)、風も(主語)強くなった(述語)、私は(主語)差した(述語)となっています。修飾語があまりありませんので読みやすいです。しかし実際には、多くの修飾語が付随し、単語自体も難しいので非常に読みずらい文章になってしまいます。

修飾関係がわかりにくい文章

小説の中には、さまざまな修飾語が登場します。物語の中に読者を引き込む大切なテクニックです。しかし、小論文では修飾語を一つの文の中で使いすぎると、修飾関係が不明瞭になりわかりにくい文章となってしまいます。また、適切な位置に修飾語を置くことも大切です。それでは、次の文章を読んでください。

「ランプがつくので赤いボタンを押してください。」

これでは、さまざまなとらえ方ができます。「赤いボタンを押すことでランプがつくという因果関係」「ランプがついた後に赤いボタンを押してくださいという依頼」「ランプがつくのを防止するために、赤いボタンを押して欲しいという依頼」。

小論文はその性質上、誰が読んでも同じように解釈できるものでなければなりません。読んだ人によって「こうじゃないか?」と、複数の解釈があることはよろしくありません。

こうした問題を解決するには、修飾語と被修飾語の位置関係に留意し、一つの被修飾語に一つの修飾語を使いことが大切です。

接続詞を使っていない文章

接続詞を使わずに文章を書くと、文脈で意味が通じるようにテクニックが必要になります。しかし、テクニックもないのに接続詞を抜いた文章を書くと、論理的な関係が不明瞭な文章になってしまいます。

文章を書くときは、段落の冒頭の書き出し以外は、できるだけ接続詞を使うようにしましょう。根拠を示すときは「なぜなら」、具体例を示す場合は「たとえば」、逆説なら「しかし」などです。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク