大学入試小論文「環境問題について」ネタ帳公開!

シェアする

小論文のテーマで「環境問題」について論じなければならないことが多々あります。このテーマは学部問わず横断的なテーマになっているため、かんきょう問題についてのネタを持ったいることに越したことはありません。ということで、今日は「環境問題」について見ていきましょう。

大学入試小論文「環境問題」

現在懸念されている環境問題の中の3つのテーマにつて考察します。まずは、「地球温暖化」。このテーマはニュースなどで頻繁に取り上げられるので身近なテーマになるのではないでしょうか。地球温暖化の現状を把握しましょう。

次に、「ゴミ問題」。特に日本はごみ焼却場が突出して多い国です。日本の環境問題を語る上でも非常に重要なテーマとなります。

最後に、「森林破壊」。森林が大切なことは誰もがわかることですが、気分的な問題ではなく、何が問題なのかをしっかりと示せるようになりましょう。

スポンサーリンク

地球温暖化

このテーマは、ニュースなどで、毎年やってくる台風などの解説を聞くみなさんにとって非常に身近なテーマではないでしょうか。この100年間で地球の平均気温は約0.5度上昇しています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、今後100年間でさらに6.4度の気温の上昇が見込まれています。では、地球が温暖化することで、人類にとってどのような問題が生じてくるのでしょうか。

気温の上昇は地球規模の非常に大きな環境の変化をもたらします。年々増加する以上降水など、すでにみなさんも実感しているのではないでしょうか。植物への影響も大きく、生態系のよりどころとなる森林が消滅し、生物に致命的なダメージが出ることが懸念されています。もちろん食糧問題も深刻になることでしょう。

地球温暖化の影響による海水面の上昇も懸念されています。南極の氷が10分の1解けるだけで、世界の海面は7メートルも上昇すると言われています。世界の島国では、水没する都市がじわりじわりと増加の一途をたどっています。日本の場合で例えると、東京では山手線は半分以上水没し、川崎や横浜はほとんど水没します。房総半島は房総島になり、大阪、名古屋などの中心街も水没してしまうことでしょう。

さらに、意外に議論されていないのが食料や飲料水の問題です。地球温暖化の影響で、干ばつや局地的な大雨で世界的な不作が予想されています。IPCCの報告によると、人口が多い国の代表である中国やインドなどで、米や小麦が5割から8割もの減収になると予想されています。日本は食料自給率が非常に低い国家です。多くの食量を輸入に頼っているため、食糧危機の危険性が非常に高い国でもあるのです。

地球温暖化の原因は、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスです。温暖化を防止するためには地球全体で60%から80%の温室効果ガスの排出削減が必要になります。日本の場合は、現状の排出量の90%、アメリカの場合96%を削減しなければなりませんが、実現には程遠いのが現状です。

ごみ問題

世界の中で、非常に多くのゴミを出す国が日本です。現に、世界の中でも日本は突出してごみ焼却場が多いということをご存知でしょうか。日本の約2倍の人口を持つアメリカが350施設の焼却場があるのに対し、日本は1250施設も有しています。国民一人当たりが出すゴミの量も非常に多く、さらに分別収集が十分でないことも問題視されています。

日本では、毎日一人当たり1kgのゴミを出しています。年換算すると、一家庭当たり1~2トンゴミを出していることになります。これに対して欧米では日本の10分の1以下の量です。これはそもそもゴミを出さないという文化があるからで、製品の製造の過程から、ごみを出さない工夫が施されており、さらに徹底したリサイクルの習慣が根付いています。法整備もしっかりされているのが日本との大きな違いではないでしょうか。

日本のゴミ問題を解決するには、リサイクルや分別収取などを徹底することも大切ですが、国民一人一人がゴミを出さないという姿勢が大切になってくるのではないでしょうか。そのためには、ごみを多く出す個人や企業に大きな負担を強いるような社会をつくることも必要です。

しかし。あまりにも負担を強くすると、不法投棄の問題も増えることでしょう。ごみを出す際に負担を強いるだけではなく、ごみそのものを出させないという社会的な圧力も大切です。

森林破壊

森林は大切である。とよく言われます。教科書などにも森林の大切さを訴える論説文がたびたび登場します。森林に行けば、空気もおいしいし、リフレッシュしたようなさわやかな気分にもなれます。しかし、森林問題をそんな気分の問題として片づけるわけにはいきません。森林が環境に与える影響は非常に大きなものがあります。

まず第一に、森林は生態系の温床です。その森林があるおかげで多くの生物が暮らしていけるのです。森林で育った植物により多くの生命が育まれ、死んだらその土にかえります。その土の養分を吸収し、大気中の二酸化炭素を取り入れて、また木々が大きく育ちます。炭素の循環です。自然のサイクルの中で森林は非常に大切な役割を担っているのです。

ところが現在、世界では森林破壊が急速に進んでいます。一年間で日本のほぼ半分ほどの面積に当たる森林がなくなっているのです。特に南米や中央アジアでその傾向が強く出ており、植林などの政策も同時に進められていますが、追いついていないのが現状です。試算によると、今のペースで森林破壊を進めると、約100年ほどで地球の森林がなくなってしまうことになります。そうなると生態系は元の状態に戻ることはできません。

このような状況を打開するためにも、まずは森林破壊を抑制しなければなりません。リゾート開発や工場の建設、大規模な農業を行うための伐採などに警鐘を鳴らす必要があります。もちろん、森林を切り開き、田畑をつくり生計を立てている発展途上国の人々の暮らしのことも考えなければなりません。

まとめ

環境問題は、こうやって見てみると、非常に解決が困難なものばかりです。人類の英知を絞っても未だに解決できていないのが現状なのです。まずは、この現状を把握することが小論文を書くうえで重要なのです。

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク