2019年度も私立大学の入試は難化傾向 滑り止めの見直しも必要

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2018年度入試の最大の特徴は、私立大学入試の難化傾向でした。地方国公立大学に合格できるレベルの生徒でも、私大入試で不合格となったケースも多々見られました。その結果を受けて2019年度の私立大学入試の難易度がどのようになるのか予想していきます。

2019年度私立大学入試も難化

2019年度大学入試は、センター試験最後の年であり、来年の2020年度から新しい大学入学共通テストがスタートすることもあり、絶対に失敗できない入試になります。

大手予備校や学習塾経営者に聞くと、2018年度の私立入試の難化はさらに加速し、2019年度は非常に厳しいものになると予想されています。今日はその原因を探り、2019年度に私立大学受験する受験生に注意すべき点をお伝えします。

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続く私大入学定員の厳格化

2018年度は、私立大学の入学定員の見直しで、各大学・学部ごとの合格者が大幅に絞られたことが軟化の最大の原因になりました。文部科学省が2016年度から実施している政策で、私立大学教育の質の向上を目的に、入学定員よりも入学者が超過した場合、私学助成金の交付をカットするという措置が講じられ始めました。

総定員8,000人以上のマンモス大学は、国に届け出た入学定員に対する実際の入学者の割合が1.2倍までに抑えられた場合、私学助成金はカットされず満額交付されていましたが、2016年度は1.17倍に、2018年は1.10倍にこの基準が年々引き下げられています。この基準を満たさない場合は私学助成金が全額カットされるという事態になってしまいます。

これを受けて、今までは実際の入学定員よりもかなり多くの合格者を出していた私立大学が、こぞって合格者数を減少させてきました。実際に早慶上智の受験結果では、前年に比べての合格者数は3,092人の減少となっています。

2019年度入試でもこの入学定員の厳格化は続きます。1.10倍の基準を守るために更なる合格者の絞り込みが続くと予想されます。さらに、国に届け出た入学定員に対する実際の入学者の割合が0.9倍から1.0倍に抑えられた場合、助成金が上乗せされて交付されるという措置も2019年度入試では実施されます。

合格者を絞り、定員を割ってでも助成金の上乗せを狙う大学も出てくることが予想されますので、2019年度入試は2018年度入試よりも厳しくなることは間違いなさそうです。

2020年度からは大学入学共通テストもスタート

受験生にとってさらに恐怖なのが、来年の2020年度からスタートする大学入学共通テストです。記述式の問題が導入されたり、英語が4技能評価に変わったりと、2019年度受験組にとってはかなり違う入試スタイルに変化します。
参考2020年度から新大学入試「英語はこう変わる!」いまさら聞けない内容を説明

2015年度の旧課程から新課程入試に変更された時には移行措置ということで、旧課程のテストも実施されましたが、今回はその措置がありません。2020年度からは浪人生であろうがみんな大学入学共通テストを受験しなけらばなりません。

したがって、2019年度の大学受験では、併願先を増やして受験する生徒や、併願先のレベルを落として受験する生徒が増えることが予想されます。このことからも2020年度の私立大学入試が難化することがうかがえます。

A判定でも落ちる可能性大

2018年度は私立大学入試でA判定をもらっていた生徒でも、不合格になる事態が起こりました。今年もこの難化傾向は続くとみられます。滑り止めと高をくくっていると不合格になること確実です。早目に過去問に触れるなどの対策も忘れずに行うようにしましょう。

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