AO入試に合格するための必要な力について記述していきたいと思います。合格するために必要な力を探るヒントは、企業のホームページにあります。大学のホームページでありませんよ。その理由についても以下に記述していきたいと思います。
AO入試に合格する人の特徴
AO入試に合格する人は、就職試験と似ている部分が多くあります。
- 行動力(チャレンジ)がある人…主体性、働きかけ力、実行力など
- 考える力(シンキング)がある人…課題発見力、計画力、創造力など
- 協力する力(コミュニケーションやチームワーク)がある人…発信力、傾聴力、柔軟性など
の3つです。
これを高校生活の中でも、意識的に実践し、実績を作っていけばいいのです。積極的に行動し、考え、協力して何かを成しえるということです。たとえば、「サッカー部であれば、積極的に後輩などにも声をかえ、強くなればどうすればいいかと頻繁にミーティングを開き、結果、県大会ベスト4まで勝ち残ることができました。」そんなことが言えたり、書けたりすれば合格できるのです。
大学側の思惑を知る
大学側にとって、大事なのは、卒業生の就職先・就職率です。それが1つの世間からの評価です。受験生も志望大学選びの際、「学部・学科」「学費など費用」などに次いで、大事な指標の1つなのではないでしょうか。
つまり、大学側の視点に立つと、4年後、ちゃんと就職できる人と計算できる学生を合格させたいという目論見があります。その1つの手段として、AO入試があるわけです。人物評価的要素が色濃い入試制度において、4年後が計算しやすいわけです。学力的に今一だったとしても、人として、いろんな活動をしてきて努力してきただろうということがわかるからですね。
さらに、就職率を高めるため、大学側は、企業がほしい人材をそのまま大学に当てはめる傾向が強いですね。いい方を変えれば、社会に出ていける力、企業に採用される力とも言えますね。社会で活躍できる力とは違います。では、いったい企業がほしい人材は、どんな人材なのでしょう。先に述べた3つの力となるわけです。
AO入試に合格する人のまとめ
AO(推薦)入試に合格するための必要な力は、「行動・思考・協調」の3つの力です。これは、日ごろから、これらを意識、それらを1つの線で結べるような努力をする。それが、大きくAO入試合格を手繰り寄せます。
それは、そのまま就職活動の際にも生きてくるというわけです。大学生活では、これらの「行動・思考・協調」の3つの力をさらに磨きかければ、社会では、「自己実現」に向けて、大きく羽ばたく礎ともなります。
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