生物基礎「細胞群体」クラミドモナスからボルボックスへ

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高校生物の学習で、細胞群体が登場しますが、単細胞生物と多細胞生物の中間的な位置づけをされています。今日は、ユードリナやボルボックス(オオヒゲマワリ)などの生物群体について学習します。

細胞群体(定数群体)とは

細胞群体(または定数群体)とは、分裂で生じた単細が、離れることなく集団で生活しているものになります。種類によっては、細胞群体内である程度分化している場合もありますが、多細胞生物と違って組織や器官を形成するまで細胞は分化していません。

細胞群体には次のような生物がいます。

  • イカダモ
  • クンショウモ
  • アミミドロ
  • ユードリナ
  • パンドリナ
  • ボルボックス(オオヒゲマワリ)

細胞群体は、群体を形成する細胞数が一定となります。イカダモの場合、4細胞と8細胞が集まっている場合が多く、クンショウモは8細胞、16細胞、32細胞でできていることが多いです。

パンドリナやユードリナ、ボルボックス(オオヒゲマワリ)は、単細胞の緑藻類であるクラミドモナスのなかまから進化した細胞が一定数集まってできている細胞群体になります。

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クラミドモナス

緑藻類のるクラミドモナスは、長い2本の鞭毛が特徴の単細胞生物になります。昆虫の触角のようなほぼ同じ長さの2つの鞭毛を使って運動し、葉緑体で光合成をして生活しています。

このクラミドモナスから進化して発生したものがゴニウムやパンドリナ、ユードリナ、ボルボックス(オオヒゲマワリ)などの細胞群体(定数群体)になります。

クラミドモナス

  • 鞭毛…運動
  • 眼点…光の受容
  • ピレノイド…光合成でできた養分の貯蔵

パンドリナ・ユードリナ・ボルボックス

クラミドモナスのなかまから進化したと考えられている緑藻類の細胞群体です。4個の細胞が集まってできたものがゴニウム、16個の細胞が集まってできたものがパンドリナ、32個の細胞が集まってできたものがユードリナ、数千個以上の細胞が集まってできたものがボルボックス(オオヒゲマワリ)になります。

ボルボックス

クラミドモナスが集まったものではなく、クラミドモナスのなかまから進化した細胞が集まってできている点に注意してください。ボルボックスでは、ある程度細胞が分化し、生殖のはたらきをする細胞なども見られます。

まとめ

単細胞が集まってできている細胞群体(定数群体)について学習しました。単細胞生物から多細胞生物に生物が進化する過程を示し、細胞が分化していく過程が見て取れますよね。

ある程度生物名を覚えておくことをお勧めします。

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