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高校英文法「助動詞の要点」

助動詞のサムネイル 英語
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【高校英語】助動詞についてです。動詞を料理の素材にたとえると、助動詞は、調味料のような働きをするといえます。調味料が素材の味を豊かにすると同様に、助動詞は、動詞のもつ意味をふくらませます。それでは、【高校英語】助動詞をみていきましょう。

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助動詞のポイント

同氏の前に置かれ、動詞に意味を加えます。否定文や疑問文にときに使用するdodoseなども助動詞です。入試やテストでよく出る助動詞の意味や表現をおさえていきましょう。

  • 後に動詞の原形がくる。
  • 3単元のsをつけない。
  • 否定文では、後にnotを置く。
  • 疑問文では、助動詞を文頭へ出す。

助動詞の第1用法

「can」「may」「must」の代表的な用法についてみていきます。

  • 「can」(~することができる)という可能や能力を表します。
  • 「may」(~してもよい)という許可を表します。
  • 「must」(~しなければならない)と義務を表します。
  • 「must not」(~してはならない)という禁止を表します。
  • 「don’t have to」(~する必要はありません)という不必要を表します。(=need not)

助動詞の第2用法

「can」「may」「must」の可能性を推測する用法についてみていきます。

  • 「can」(~ということもありうる)という可能性の推測を表します。
  • 「may」(~かもしれない)という可能性の推測を表します。
  • 「must」(~にちがいない)と断定的な推量を表します。
  • 「can’t」(~のはずがない)
  • 「cannot have 過去分詞」(~だったはずがない)という過去のことの推量
  • 「may have 過去分詞」(~だったかもしれない)という過去のことの推量
  • 「must have 過去分詞」(~だったにちがいない)という過去のことの推量

英語の助動詞の慣用表現をまとめています。たとえば、cannotは「~できない」「~するはずがない」という2つの意味がある。used to Vは、「かつてはVしていた」とbe used to 名詞の「~に慣れている」などと似ている表現などに注意しながら学習しましょう。

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英語の助動詞の慣用表現

<canを使う表現>

  • cannot help ~ing(~せざるをえない)
  • cannot~too(いくら~してもしすぎではない)
  • cannot~enough(いくら~してもしきれない)

<mayを使う表現>

  • may well(~するのももっともだ)
  • may as well(~するほうがいいだろう)=had better
  • might as well~as…(…するなら~したほうがまし)

その他の助動詞

  • will(しようとする、~するものだ、~だろう など)
  • should(~すべきだ)
  • need(~する必要がある)
  • dare(~する勇気がある、思い切って~する)
  • ought to(~すべきだ、~するはずだ)
  • used to(以前は~だった)
  • be動詞 to(予定、義務、命令、可能、運命、意図などさまざまな意味を表します。
ここも押さえておく

  1. 助動詞は、2つ続けて使えない。 × will can 〇will be able to
  2. can=be able to とbe able toは、能力のcanの代わりになることができます。
  3. mightは、控えめに許可を求める表現になります。過去の意味にはなりません。
  4. be allowed to で「~してもよかった」という許可の過去を示します。
  5. had toは、「しなければならなかった」という過去。(mustには、過去がないので)
  6. May S 原形!で「Sが~しますように」と祈願の文を作る場合がある。
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助動詞shouldの用法

<基本例文>

  • Drivers should wear seat belts.(車を運転する人はシートベルトを着用するべきだ)
  • This book should help you a lot.(この本はおおいに君の役に立つはずだ)
  • The party was fun. You should have come, too.(パーティーは楽しかったよ。君も来ればよかったのに)

➊義務「~すべきだ/〜すべきでない」

  • You should act more calmly. (君はもっと冷静に行動すべきだ)
  • You should not talk back to your parents like that. (君はあんなふうに親に口答えすべきではない)

➋当然「~するはずだ」

  • If they started at two, they should arrive at six. (2時に出発したなら、彼らは6時に着くはずだ)

should have+過去分詞で、過去のことに対して「~すべきだったのに」などと現在から非難・後悔する言い方になる。「~したはずだ」という推量の意味もある。

  • You shouldn’t have eaten so much ice cream. (君はあんなにアイスクリームを食べるべきではなかった)
  • They should have arrived home by now.(彼らはもう家についているはずだ)

参考should have done は,実際にはしなかった行為について「すべきだったのに(しなかった)」の意味である。逆に, shouldnt have done は実際にして しまった行為について「すべきでなかったのに(してしまった)」の意味。

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that節中に用いられるshould

<基本例文>

  • Mother insists that I should eat more vegetables.(お母さんは私にもっと野菜を食べろと要求する)
  • It is necessary that Nancy should attend the meeting.(ナンシーがその会合に出ることが必要だ)
  • It is strange that he should say no. (彼がいやだと言うなんておかしい)

ここで見る用法の should は,特に日本語に訳す必要はない。

➊insist that S should~

「Sが~するよう要求する」という訳になり、何かをすべきだと要求・提案する文のthat 節中で用いる should 。

  • He suggested that we should put off our departure. (彼は我々が出発を延期するよう提案した)
  • We demanded that she should make up for the loss.(彼女が損失を補うよう我々は要求した)

その他 propose(提案する),advise(勧める),order(命令する), ecide(決定する) etc.

➋It is necessary that S should〜

「何かをすることが必要だ、望ましい」などと判断する文のthat節中で用いるshould。

  • It is important that we should do our duty.(我々は自分の義務を果たすことが大切だ)
  • I’m anxious that my daughter should succeed.(私は娘が成功することを切望している)

その他 essential(不可欠な),right(正しい) wrong(正しくない),proper(適切な),desirable(望ましい)etc.

➌It is strange that S should~

It is strange that S should ~.「Sが~するなんておかしい」などの形で、意外・当然などの感情を強調する。

  • It was natural that everyone should like the girl.(だれもがその女の子を気にいるのも当然だった)
  • It is surprising that he should not know this.(彼がこのことを知らないとは驚きだ)

その他 amazing(驚くべき),lucky(幸運な),a pity(残念な),sad(悲しい)etc.

  1. 意外性などの感情があまり強くないときはふつうに現在形・過去形が用いられることもある。 It is strange that the says no.
  2. 主節の時制以前のことについて「~したなんて」というには, (should have +過去分詞)とする。それ以外は主節の時制にかかわらず(should+原形)。It is sad that he should have failed the exam.(彼が試験に失敗したのは残念だ) (he failed も可)
  3. 疑問文で「いったいだろうか」と驚き・遺憾を示すのにshouldが用いられることがある。裏に含まれる香定の意味に注意。
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