【高校英語】名詞のはたらき・種類などについてまとめています。名詞について、はたらき、種類、複数形などにふれています。それでは、【高校英語】名詞のはたらき・種類などまとめをみていきましょう。
名詞のはたらき
名詞の最も重要な働きは文の主要素として主語、目的語、補語にあることです。
- The teacher found Emi a good singer.(先生は、エミが歌がうまいとわかった。)
teacher(主語)、Emi(目的語)、singer(補語)は、これは名詞です。
その他のはたらき
- 前置詞の目的語になる。 The hat on the desk is Ken’s.
- 形容詞的用法(他の名詞を前から修飾する) a school trip
- 副詞的用法(数や順序を表す語とともに副詞句のはたらき)
名詞の種類
数えられる名詞
- 数=分けられないもの
- dog、teacher、book など
- dogやteacherは、分けたら死んでしまいますし、bookは分けたら使い物になりません。
数えられない名詞
- 量=分けられるもの
- money、water、work、paperなど
例文
- I have little money 私は、お金をほとんど持っていない。
- I have a little money 私は、お金を少し持っている。
普通名詞
人、動物、物など数えられる名詞のほとんど。また、形のないものでもhourのように、「単位」で表す名詞は、普通名詞となります。
集合名詞
家族、団体、集団など、集合体の名を表すものを集合名詞といいます。数えられる名詞、数えられない名詞、その中間のものと3つのタイプがあります。
物質名詞
paperのように、材質、材料を表す名詞や、水や空気のように形のなり物質を表す名詞を物質名詞といいます。物質名詞は、数えられない名詞の代表で、a/anをつけたり複数にせずに、単数形のまま単数扱いとなります。
- 一杯の~ a cup of coffee
- 二杯の~ a cups of coffee
- 一杯のミルク a glass of milk
- 三杯のミルク three glasses of milk
- 一足の~ a pair of shoes / 1つのメガネ a pair of glasses
- 1枚の紙 a piece(sheet) of paper
- 3枚の紙 three pieces(sheets) of paper
抽象名詞
happiness(幸福)、contentment(満足)のように、具体的な物でなく抽象的な概念につけた名前を抽象名詞となります。
固有名詞
固有名詞は、それぞれ人や物に固有の名前で、数えられない名詞です。固有名詞は、必ず大文字で始め、a/anをつけず、単数形で単数扱いをします。
不可算名詞
不可算名詞は、数えられない名詞です。その数え方をまとめています。
➋単数形のままで、単独で用います。a/anはつけられない。
<不可算名詞の数え方>
a glass of water 1杯の水
two glasses of water 2杯の水
a slice of toast 1枚のトースト
two slices of toast 2枚のトースト
a piece of chalk 1本のチョーク
two pieces of chalk 2本のチョーク
a sheet of paper 1本の紙
two sheets of paper 2本の紙
単数形と複数形で意味が異なる名詞
単数形 | 意味 | 複数形 | 意味 |
---|---|---|---|
advice | 忠告 | advices | 報告 |
air | 空気 | airs | 気取った態度 |
arm | 腕 | arms | 武器 |
custom | 習慣 | customs | 税関 |
glass | ガラス、コップ | glasses | めがね |
good | 良いもの、善 | goods | 商品 |
letter | 手紙 | letters | 文学 |
manner | 方法 | manners | 風習、習慣 |
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