新しい英検を解説!英検CBTと英検S-CBT 大学入学共通テストに必要な英検

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2020年度より実施される大学入学共通テスト。活用できる民間の資格・検定試験も決定し、注目されているのが従来の英検とは少し異なる「新しい英検」です。従来型とどう違うのか、どのような内容になり、いつ受験するのかなどをわかりやすく説明します。

新しい英検とは

2020年度より実施される大学入学共通テストで、活用できる民間の英語資格・検定試験が8種類(6団体)に決定しました。この中で、知名度や受験料の安さなどにより、最も多くの受験生をかかえることになるのが英検やGTECになります。特に英検が最も利用される検定試験になることは言うまでもありません。

しかし、この英検ですが、今まで実施されてきた従来型の英検は、1日で4技能を評価できないということで大学入学共通テストでは採用されないことになりました。大学入学共通テストで利用できるのが「新しい英検」で、「英検CBT」と「英検S-CBT」、「英検S-Interview」の3つになります。この3つが大学入試英語成績提供システムで活用されることになります。

CBTとは「Computer-Based Testing」の略で、従来の紙ベースの筆記テストではなく、パソコンで解答を入力するテストになります。従来の紙ベースでのテストはPBT「Paper-Based Testing」と呼ばれます。詳細は後で説明します。

従来型の英検も大学によっては十分に活用できる試験で、大学入試英語成績提供システムを活用しない入試では従来通り評価される試験になります。

3つの新しい英検

  • 英検CBT
  • 英検S-CBT
  • 英検S-Interview
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英検CBTとは

英語4技能(Reading / Listening / Writing / Speaking)全てをコンピュータを使って1日で受験します。Speakingはコンピュータを使った録音式の試験となります。

受験対象に制限はなく、誰でもいつでも受験が可能です。受験は毎月1回実施されており、大学入学共通テストで使用する場合は、高校3年の4月~12月に受験した結果を利用することになります。

現在は3級、準2級、2級の3つのグレードが受験可能ですが、2019年11月より準1級も受験が可能になります。受験会場は2019年時点で、全国19か所。今後拡大の予定となっています。

英検S-CBTとは

英語4技能のうち(Reading / Listening )はコンピュータを使用したCBT方式、Writing は紙に文字を書くPBT方式で受験します。 Speakingはコンピュータを使用した録音式の試験となります。4技能全ての試験を1日で受験することになります。

2019年度は、高校2年生だけが受験できるようになっており、2020年以降は未定となっています。実施期間は2019年11月~翌年の3月までで、毎月1回実施されます。

受験できるグレードは3級から準1級の4グレードで、全国47都道府県すべてで会場が設けられます。

英検S-Interviewとは

英語4技能のうち(Reading / Listening/Writing)を紙ベースのPBT方式で受験します。Speakingは対面式で、従来通りの方法で面接官に対して行うテストになります。従来の英検とことなるのは、1次合否の関係なしに、すべての受験者がSpeakingテストを受験できることです。2日間かけてテストが実施されます。受験対象は高校3年生限定になります。

2019年度は、英検S-Interviewは実施見送りになりました。これは、2日間にわたってテストを行うため、交通費等の経済的負担を強いられることや、受験回数が増えることで、経済的に余裕がある生徒に有利にはたらく可能性があると判断されたからです。2020年以降はどうなるかわかりませんが、とりあえず2019年度は実施されません。

2019年4月時点で高校2年生の学年は新しい英検を受験

大学入学共通テストの運用開始は2020年度からで、2019年4月時点で高校2年生にあたる学年が実施初年度の学年になります。来年だから今年は関係ないと思っていませんか。実は、2019年度から2020年度を見据えて、英検を受験しておく必要があります。

文科省が2019年3月28日に発表したガイドラインで、「大学入試英語成績提供システム」における2019年度例外措置について記述がありました。

「高校2年時にCEFRのB2以上(英検における準1級合格レベル)を取得している方で、家庭が経済的に困難、または離島・へき地に居住・通学している方は、大学入学共通テストにおいてその成績を活用することができる。」
「病気などの理由でやむを得ず受験年度(高校3年時)に受検ができなかった場合、前年度(高校2年時)の際に受検した大学入試英語成績提供システム参加試験の結果を活用することができる。」

つまり、高校2年のときに英検準1級を取得していれば、高校3年時にやむを得ない理由で英検が受験できなかったとしても、英検準1級の資格を大学入学共通テストに活用できるという内容です。

もしものことを考えると、現時点で英検準1級に挑戦できるレベルにある生徒は、2019年の高校2年生のときに英検CBTや、英検S-CBTを受験することが望ましいようです。

従来の英検は必要ないの?

新しい英検が始まっても、従来通り、これまでの英検は全国400の会場で受験できます。私立大学などの一般入試をはじめ、「大学入試英語成績提供システム」を介さない大学入試では、従来型の英検を利用できるので、自分の志望大学の募集要項をしっかりと確認し、自分に必要な英検は何なのか確認しておくことが重要です。

従来の英検・英検CBT・英検S-CBTの比較

最後に、まとめとして、従来型の英検・英検CBT・英検S-CBTを比較しておきます。2019年の実施内容をまとめています。

新しい英検 比較表

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