大学入試小論文「日本の食料自給率と農家への対策」考察・解答例

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大学入試小論文対策「日本の食料と農家について」考察・解答例の記事です。大学によっては、AOとともに、一般入試でも、小論文が課せられる大学もあります。小論文自体の難易度は、そこまで高くないですので、論理性や一貫性に気をつけて記述してくことが大事になります。それでは、大学入試小論文対策「日本の食料と農家について」考察・解答例をみていきましょう。

小論文テーマ頻出ネタ「食料問題」についての難関大学合格者の例
小論文テーマ頻出ネタ「食料問題」についての難関大学合格者の例の記事です。食料問題についての考察すべき幅広く、農業就業者、自給率、農薬、食料不…

日本の食糧問題

<課題>日本の食糧問題について、あなたの考えを600字以内で述べよ。
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ある人の解答例1

この資料を踏まえ日本の食糧問題は、深刻であることが分かる。まずは、食料自給率の低下。主要先進国のワースト1位。なぜ低下してしまったには理由がある。それは日本人の食生活の変化である。昔は米や野菜などの食料自給率の高い食べ物中心の食料生活だったのが肉・油・加工食品などの需要はどんどん高まり、食生活の欧米化してしまったのだが、逆に、米の需要率は昔に比べ高くなっている。需要の高まった畜産物の供給を間に合わせるためには輸入に頼るしかないのが現状。国産で回せば、最善なのだが、国産は需要の低下による生産量が低下した上、価格は高いから売れにくいのである。

この問題を解決にはいくつか方法がある。例えば、国産畜産物(肉・卵・乳)を買うようにして日本の農家を助けたり、食生活を変えてみたり、食生活を変えるだけでもだいぶ変わってくるだろう。欧米化してしまった日本は昔のように米や野菜を中心にして生きていけるのか。家畜の飼育を安い外国産飼料に頼ってばかりいられるのか。自給率が昭和時代に比べて大きくなってしまった今、日本の食料問題解決されるのか。やはりTPP交渉の影響も関係しているため、日本の農家苦労している。これらの問題が解決がしてほしいと私は思う。

添削・講評1

  • 体言止めは使用しない。→「まずは、食料自給率の低下。」など
  • 話し言葉は使わない。→「逆に」「だいぶ」
  • 漢字は正しく→○需要 ×需用
  • 横書きの場合数字は、算用数字。
  • 数字は、一マスに2文字ずつ。
  • 一文がやや長いところも。

まずは、「構成」を考える必要があります。思いつきで、行き当たりばったりの文である印象を受けます。次に、なぜ、食生活が欧米化したのかなどの背景や原因を記述したうえでの解決策の提示の流れだと、より説得力が増します。合格には値しない論文の例でした。

ある人の解答例2

現在、日本の食料自給率の低下した状態が続いているが、私は、将来的日本がさらなる食料不足に陥る可能性があることを懸念する。その理由は他国で、食料が輸出できない状態に陥った場合、日本への輸入が止まってしまう可能性があるからだ。日本は世界有数の食料輸入国である。もし。日本の主な輸入相手であるアメリカから食料が届かなくなると日本の食生活は大きな影響を被るだろう。アラブ諸国による石油危機も日本に影響を与えた一例だ。相手に依存するということは当然それだけのリスクを背負うことになる。

現在、世界では、急激な人口増加による食料飢饉が問題とされている。今、東アフリカを中心に約4000万人のものを人々が水不足の問題に直面している。異常気象による農作物の不作や紛争などの影響で状況は悪化し、人々の食事や水を得ることができないままである。現在の総人口約70億人だが、さらに増加し飢餓で苦しむ人も増えるだろう。その場合、いつか日本に食料を輸出する余裕はなくなるかもしれない。これが実際に起こらないように日本は自分たちの力で日本人を賄えなければならないと考える。食料自給率を高めるためには少子高齢化による後継者不足、TPP問題によるここ数十年の農業の衰退している傾向を解決する必要がある。

添削・講評2

  • 漢字のミスに気を付ける ×落ち入る ○陥る 依存を依然と書いて立った。
  • 二字熟語意識する。 ×今 ○現在
  • 接続語「~が、」は使わない。一文が長くなります。 「~だ。しかし~」とする。

構成を考える必要があります。ただ、知っていることを思いつきで、どんどん書いている印象。いろいろ書くのでなはなく、数を絞って、それを深堀りをして方が得策です。最後に「解決する必要がある」と述べているが、具体的な例があったほうが説得力が増す。

そもそも、なぜ食料自給率が低いのがいけないのかという考察もあってもよかったかもしれない。少なくとも、他の国から輸入をするということは、その相手国の経済にはいい影響を及ぼしているのでないか。そして、我々も、安くその食材を食べることもできている。そのあたりに対する反論があってもいいのではないか。

知識はあることが分かる文章ですが、「構成」を考え「内容を絞り、深堀り」することで、よりよい論文になります。今回は、合格には値しない論文でした。

ある人の解答例3

私は日本の食料問題は2点あると考える。

まず1つ目に輸入に便りすぎている点だ。米以外の食料自給率が格段に下落している。特に果実と油脂類は、1965年から大幅に下がっている。確かに海外から来た食料安くて手に入りやすい。しかし、海外の製品ばかり求めることで、日本に製品が届くまでの間に無駄なエネルギーが消費されたり、CO2が排出され地球温暖化につながったりしかねない。

2つ目に日本の食生活が変わってきた点だ。従来の日本食は米に、みそ汁、おかずといったスタイルだった。近年は米をパンにしたり、味噌汁をスープにしたりと多種多様化している。大きな問題とまで言えないが、せっかく無形文化財に和食が登録されているので、1965年比べて米の供給率が2分の2まで下がっている状態なんとかしなきゃならないと考える。

これらの問題解決するためには、消費者ができるだけ国産のものを購入するという当たり前なことでも小さなことから取り組んで行かなければならないと思う。また、最近の若者は、洋食・中華などの味を若いうちから口にしているため、昔の人より日本食に触れる機会がが少ない。だから、朝ご飯を白米と味噌汁にしてみたり、昼食を外食したり、コンビニで買うのではな弁当にして、そこに白米を入れてみたりして日本食の良さを国民全員が再発見できる機会を作ったら良いのではないかと考える。

添削・講評3

  • 話し言葉が使わない。この論文では、×「せっかく」「なんとかしなきゃ」
  • 一文が長いところが2か所。2段落の「大きな問題~。」、最後の分の「だから、~。」
  • なんとか とは、具体的に1つくらい解決策を提示することが必要。
  • 「~たり、~たり」 ×昼食を外食したり、コンビニで買うのではなく→昼食を外食したり、コンビニで買ったりするのではなく、

なぜ日本食にこだわる?そこにこだわる理由があれば、もっと素晴らしい論文になったでしょう。また、食糧問題は、ほかに農薬野菜、産地の虚偽の表示、地産地消の促進などもあります。

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小論文テーマ頻出ネタ「食料問題」についての難関大学合格者の例の記事です。食料問題についての考察すべき幅広く、農業就業者、自給率、農薬、食料不…
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