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総合型選抜(旧AO)入試「ディスカッションでの評価基準」

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大学入試でグループ討論(グループディスカッション)を取りいれている入試形態も見られます。推薦入試やAO入試でよく見られますが、グループ討論では何が求められるのでしょうか。今日はグループ討論の基礎知識をご紹介します。

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グループ討論(グループディスカッション)とは?

グループ討論を行ったことはありますか。グループ討論はディベートと違い、勝ち負けを決めるのではなく、ある事柄やテーマについて様々な視点から議論するという多方面的な性格を帯びています。

相手を納得させるような強い主張を通すのではなく、あたえられた議題から参加者共通の課題を見いだし、それについて自由に議論を交わします。そして様々な視点から出てきたアイデアについて合意を形成していくことが重要です。

自由と言っても、参加者が各々好き勝手に自分の意見を主張すればいいというものでもありません。より良い方向に向かって参加者全員でゴールに向かって行かなくてはなりません。

グループ討論の目的

グループ討論の目的は、ひとりで考えるよりもグループでより良い答えを見つけ出すことです。実際に大学に入学後、何かのゼミに所属することになりますが、そこでもチームプレーを求められます。グループで議論を交わし、よりよい答えを見つけ出していく作業を重ねることになります。

グループ討論のでは、大学に入学後、所属するゼミでしっかりと役割を果たせるかどうかを見られています。チームとしての役割が重要視されますので、リーダーや聞き役、まとめ役など、そのときに応じて必要な人材が選抜されることになります。

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グループ討論の評価基準

では、グループ討論で試験監督は何を見ているのでしょうか。みんなをあっと驚かせるような意見やアイデアを出せる生徒を選抜しているのかというとそうではありません。グループ討論(グループディスカッション)で一番重要視されているのは「協調性」です。

グループ内でしっかりと役割分担を担い、その場に応じて自分の役割を変えることが重要です。討論がスムーズに、そしてみんなが発言できるような環境をつくりだすことが重要になります。

もう一つは、一般常識的な基礎知識です。もちろん社会問題や、時事的な内容についても討論になることがありますので、社会問題などの基礎的な知識があるのかどうか、物事に対する視点があるのかどうかなども見られています。

対話の重要性

グループ討論では、なかなか意見が出ずに討論が深まらなかったり、有意義な討論が出来ずになかなか議題を深めることが出来なかったりする場合もあります。

そのときに重要になってくるのは、「対話」をしっかりと行うことです。出てきた意見に対して、「なぜそう思うのか」相手と対話するという姿勢が重要になってきます。

相手の意見に興味をもって、相槌を入れながら、相手が発言しやすい環境をつくり出すことも重要です。まずは「対話」をしっかりと行うこと。これがグループディスカッションには重要なのです。

優先度が高い順に項目を並べてみます。

  1. 円滑なコミュニケーションがとれるか?
  2. 一般的な常識があるか?
  3. 適切に議論を推し進めることができるか?
  4. 他の参加者と協調しているか?
  5. 横道にそれた議論を修正できるか?
  6. 議論をまとめることができるか?
  7. 時間内に結論を出すことができたか?
  8. 的を射たアイディアを出すことができたか?

やはり、コミュニケーションの能力があり、チームでも円滑に議論を推し進めることができるかということを見ていますね。

まずは練習してみる

グループ討論のやり方はわかったとして、どうすれば対策できるのでしょうか。答えは簡単で、まずは友達や、学校の先生、塾などの先生、家族でも構いません。今ニュースで話題になっているような事柄についてグループ討論してみることが大切です。

はっきりって、心の持ちよう云々ではなく、グループ討論になれるかどうかが大切なのです。

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グループ討論対策まとめ

グループ討論と言っても、しっかりとルールがあります。むやみやたらに自分の意見を主張してもグループ討論は成立しません。色んな人とディスカッションし、その空気や合意の形成過程を目の当たりにすることが重要です。

学校内にとどまらず、いたるところでディスカッションのイベントなどが開催されています。思い切って学校の外に出て、様々な年代の方と話す機会に触れることをお勧めします。

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総合型選抜対策専門学習塾ふくうです。合格実績・第一志望合格率抜群の塾として徐々に知られる存在となってきました。教えるのはプロ講師。切磋琢磨できる塾生たちとの授業に、一人ひとりに合った課題、志望理由書や小論文の添削指導。ぜひ、自慢の自信のある授業を体験ください。
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