AO入試、推薦入試、そして最近では一般入試でも面接が行われるようになってきています。大学受験にとって面接は必須の試験になりつつあるようです。今回は、大学入試の面接で受かるための「評価される3つのポイント」をマスターしましょう。
面接で評価される3つのポイント
評価される3つのポイントとは、あなたが面接官の気持ちになれば自ずと見えてきます。面接官の視点に立って考えていきましょう。また、面接官を務める大学の教授たちはその分野の探求のプロです。毎日ひたむきに研究に取り組み、多くの教養を持ち、論理的で批判的な思考を持っている方々です。多くのプレゼンや研究会、学会などに参加して、多くの学生たちと日々接触しています。なので、受験生の矛盾や言い訳なども全てお見通しなのです。
以上のことを考えると、面接で何を考えて質問に答えればいいのかは自然と見えてくるのではないでしょうか。それでは、3つのポイントについてみていきましょう。
大学で何を学び何の研究を進めたいか明確に言える
面接官をしている教授があなたのゼミの担当教授になるかもしれません。教授にとってみれば、一緒に研究をやっていけるかどうかを見定めることにもなります。見方によっては就職面接と同じような性質を持っているのです。
自分が大学で何をするのか明確な生徒ほど頼もしいものはありません。しっかりと自己分析を行い、大学で何を学びたいのか、どんな研究を進めていきたいのかを明確に答えられるように準備をしておきましょう。
論理的で批判的な思考をで持論を訴えることができる
学術の世界では、研究内容がどんなに素晴らしくても、論理的に批判的な思考をもって、持論の正しさを検証し、外部に向けて研究の意義を訴えることが出来なければ何の成果もあげることができません。
面接ではこの点も面接官が見てきます。色んな質問をしてみて論理のほころびを探ろうとしてきます。論理性を身に付けるためには、日々の思考が大切です。ただ何となく日常を生活するのではなく、なぜなんだろう?どうすればいいんだろう?と感がる習慣を身に付け、思考する習慣を身に付けましょう。
何事にも真摯に取り組むことができ嘘を言わない
先ほども述べたように、大学入試の面接も就職試験の面接も同じような性格をもっています。就職試験の場合は、面接担当者が労働力という非常に高価な買い物をするわけです。人件費、教育費などを考えると何千万とするような買い物に相当します。
高い買い物をし、将来に向けて一緒に事業を進めていくわけです。絶対に信頼できる人物を採用したいことはみなさんもわかりますよね。大学入試の面接も同じです。これから一緒に研究を進めていくことになるのですから、嘘や言い訳をしない真摯な学生を取りたいのは当たり前です。
面接評価基準のまとめ
- 大学で何を学び何の研究を進めたいか明確に言える
- 論理的で批判的な思考をで持論を訴えることができる
- 何事にも真摯に取り組むことができ嘘を言わない
自分が面接官ならどんな人物を入学させたいのかを考えることで、面接突破へのカギが見えてきそうですね。面接の目的は人物評価です。どんな人物が評価されるのかをしっかりと考えながら面接に臨みましょう。
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