【高校倫理】儒家思想(孔子・孟子・荀子の教え)

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【高校倫理21】儒家思想(孔子・孟子・荀子の教え)

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儒家思想

儒家思想は、前漢末から国家の学問思想として浸透し、2000年以上東 アジアで影響力を持ち続ける思想である。「儒家思想」とは、道徳(人倫)を重んじる思想であり、政治的には「徳治主義」を特徴とする孔子、孟子・荀子の思想をいう。「儒」とは、古くは葬礼の民間指導者たちの意味がある。孟子の少し前の「墨子(生没年不詳。 前4世紀頃)」の「兼愛交利(無差別な愛と互いの利益)」と専守は認める「非攻」を説く「墨家(武装集団)」思想 と比較すると,「儒家思想」の特色が明らかとなる。

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孔子

孔子(前 551 ~前479,魯の人,名は丘)は、 儒家の祖で、その言行録は『論語(全20 篇)』である。儒教の四書(「大学」「論語」「孟子」「中庸」)の一つとして、朱憲(朱子, 南宋の思想家)が重要視した。孔子は「朝」に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり」(「里仁」篇)と「道(生き方、人倫)」への情熱を語っている。

その「道」とは、「仁(礼の心)」であり、「礼(仁の形)」であった。「仁」の本質を「想(おもいやり)」として「己所」 不欲、勿施於人(己の欲せざる所は、人に施すなかれ)」(顔淵篇)と説き、礼の本質を「克己復礼為仁(己に克」 ちて礼にかえるを仁と為す)」(顔淵篇)と説いている。

孟子

孟子(前372 ?~前 289) は、戦国時代の儒学者で、孔子の「仁」を「仁義」と発展させて、「王道政治(軍事力による「覇道」でない政治)」を説いた。

「義」とは、人として踏む正しい道であり,この義でなければ「浩然の家 (道徳的エネルギー)」は発揮されない。また。人は生まれながら善であるという「性善説」の立場であり、誰の心にも「四端(芽生え)」の「側隠の心→仁」「震悪の心→義」「辞譲のル→礼」「是非の心→智」があり成長」て「四徳(仁義礼智)」となり、前漢の董仲舒が「信」を加え「五常」とし、「父子親あり、君臣差あり、婦別あり長幼序あり,朋友信あり」(『孟子』)の「五備」とともに「五倫五常」の道徳といわれる。

荀子

一方「性悪説」に立つ荀子(前 298 ?~前 235 ?)も戦国時代の儒学者で、孔子の「礼」(道徳規範)を重視して、礼治主義の立場から実力主義・成果主義の有効性を説いた。弟子の韓非や李斯は、「法」による厳しい政治である法治主義を説き、法家思想を完成した。

さらに深く(応用)

儒教

前漢から家までを「儒教」といい、「五経(「詩経」「書経」「易経」「春秋」「礼記」)」を聖典とし、宋以後は「朱子学」として「経世済民」「修己治人」の学に体系化され、「四書(「大学」「中庸」「論語」「孟子」)」が重視されるようになった。

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