前置詞のそれぞれの用法と意味
tillとby
- till…untilと書き換えることができ、「~まで(ずっと…している)」という、その時点までの継続を表す
- by…「~まで(に…してしまう)」という、その時点までに動作が完了する
といった具合に使い分けます。
till(until)は、接続詞としても使うことができ、その場合には、till(until)S+Vとなります。また、byは接続詞として使うことができず、by the time S+Vという形になります。
on
前置詞onの中心的な意味は、(表面上に接して)と感じで、ものの表面に接して「上に」「くっついて」などがあります。その他の使い方では、日付や曜日、あるの特定の朝や晩などについて「~に」にと訳します。また、応用事項として、川や通りに「面して」、行為の対象として、「~に対して」、専門的主題として、「~ついての」のという使い方ができます。
前置詞は、時と場合による使い分けが非常に重要
with
withという前置詞には、ふつう「持って、使って、関して」などの意味がありますが、直後に名詞と形容詞のはたらきをする要素が連続しておかれる場合があります。
- (語順1)with+名詞+形容詞 →「名詞を~な状態にして」
- (語順2)with+名詞+現在分詞(~ing)→「名詞が~している」
- (語順3)with+名詞+過去分詞→「名詞が~されている」
- (語順4)with+名詞+前置詞+名詞
She was lying on the sofa with her eyes closed.(彼女は目を閉じてソファーで横になっていた。)などのように使います。
群前置詞
覚えておきたい群前置詞を一覧にしています。群動詞は、形容詞、副詞、接続詞、名詞、前置詞などが前置詞と結びついたもので、2語以上で構成されています。特に、2つの前置詞が結びついたものを二重前置詞と言っています。
- instead of ~の代わりに
- in place of ~の代わりに
- According to ~によると
- in addition to~ ~に加えて
- as to〜 〜については(文中で使用)
- away from〜 〜から離れて
- because of〜 〜のために
- owing to〜 〜のために
- on account of〜 〜のために
- by way of~ ~を経由して
- regardless of〜 〜にかまわず
- up to〜 〜まで
- thanks to〜 〜のおかげで
- in front of〜 〜の前に
<二重前置詞>
- from under~ ~の下から
- from across ~の近いから
- until after ~の後まで
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