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九州大学「数学(文系・理系)」出題傾向と対策

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九州大学の数学の傾向と対策についてまとめています。

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九州大学の数学

九州大学は、良問ぞろいで、全体の難易度は標準的です。なた大問のうちの小問は、徐々に難しくなっていくなど、受験生に配慮した問題構成となっています。つまり、努力した分、その分がしっかり得点に反映されるといっていいでしょう。

合格基準点としては、文系数学で6割、理系数学で7割(医学部は8割)とれるといいでしょう。それでは、個別にその傾向と対策をみていきます。

九大の文系数学

  • 微分と積分
  • ベクトル
  • 確率
  • 整数
  • 三角関数
  • 数列

優先順としては、以上のような単元となるでしょう。これらの単元から、毎年4題出題されています。具体的な対策としては、「計算力を磨く」「図形問題では、図を描いて解く」「確率では、樹形図を有効に使う」「関数では、グラフを書く」このように、視覚的に問題を捉えて、パターン、公式に落とし込むことがポイントです。パターン、公式をつかむには、標準的な問題をやりこなすこと(注意点としては、1冊のテキストは、少なくとも3回はする!)がポイントとなります。

九大の理系数学

  • 微分・積分
  • 複素数平面
  • 数列
  • ベクトル
  • 確率
  • 極限
  • 三角関数

優先順としては、以上のような単元となるでしょう。毎年、理系数学の解答時間は150分で、全問記述形式毎年5題出題されます。大問の中に、いくつかの小設問に分けられて出題されることが多く、前半の内容を後半の設問でいかに利用できるかを問うものがほとんどです。大問の後半には、非常に難しい問題になっている場合がありますが、奇問ではないので、前半は基本をしっかり学んでいれば十分対応できる内容です。大問の前半でいかに、失点を防ぎ、得点を積み重ねていくかがポイントとなります。具体的な対策としては、文系数学と同じように「計算力を磨く」「図形問題では、図を描いて解く」「確率では、樹形図を有効に使う」「関数では、グラフを書く」はもちろんですが、それに加えて、「思考力」を養うことも必要です。つまり、「帰納的に考えること」「背理法や対偶を用いて論理的に考えること」のクセづけが不可欠です。

まとめ

標準的で良問ぞろいの九大数学だからこそ、小手先のテクニックでは対応できないようになっています。標準的なテキストをやりこなし、土台を仕上げていきましょう。この記事での、標準的というのは、センターレベルではなく、明治・中央などMARCHレベルの問題レベルという認識でとらえておいていください。

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