小論文の段落の構成の仕方 バランスを考える

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小論文の段落の構成の仕方についての記事です。小論文は、その課題にの字数に応じて、段落数も変わってきます。目安としては、一段落300字前後のバランスで記述していくことになります。そのあたりについて、記述しています。

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段落のバランス

段落の構成を考える際には、段落のバランスが大事です。極端に短くなる段落や、長くなってしまう段落があると好ましくありません。なので、いきなり記述するのでななく、まず構成を考え、段落ごとに300字程度で字数を整えていくことが求められます。

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よくないバランスが崩れた論文の例

「あなたにとって、勉強は何をするための道具か?自由に論ぜよ。(400文字以内)」制限時間30分で書いてみましょう。

<ある解答例>
勉強とは、将来自らが成し遂げたい夢に向かって羽ばたくときを考えて、よりよい頑丈な羽を形成するための道具である。

勉強という言葉を聞いて思うこと、考えることは千差万別であると思うが、私が考える勉強とは、未知の世界にいつでも、自由に自分の意思さえあれば踏み出すことができる開放された扉である。

フィリピンヘボランティアに行った際、ある1人の女の子に出会った。彼女は幼いことに両親をなくし、出稼ぎをしながらまだ小さい妹を1人で育てていた。しかし、彼女は自分が置かれた環境に屈することなく勉学に励み、学年一位の成績をとったのだ。彼女のその勉強に対する姿勢を見て、私は、それまで抱いていた「勉強は環境で左右される」という観念を勢いよく捨てることができました。

毎日、様々な教科の、バラエティに富んだ知識を吸収できる今の学生生活は、新しい扉を開く「勉強」ができる素晴らしいところだ。

講評

  • 段落のバランスが悪い
    ⇒とりわけ、第3段落の例・体験は長すぎる。
  • 命題に対するズレがある
    ⇒命題は、「勉強は何をする道具か?」に対して、この論文は、2段落目以降、「勉強とは?」に刷れ変わっている。
  • 一か所、「勉強」でなく、「勉学」と使っているところがありました。その意図を少し説明できていると尚可。
  • 勉強を「よりよい頑丈な羽を形成するための道具」という表現はよかった。

添削(バランスを考えた記述を)

今回のよくある解答例の論文は、「最初に、構成を考える必要」があった論文でした。

  • 勉強とは~という道具だ。
  • そう思うのも、フィリピンでの出来事がそうさせている。
  • その道具に磨きをかけられている今を大事にしたい

解答例をアレンジすると、このような構成(流れ)になるのが一番しっくりきます。

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