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大学入試共通テストプレテスト 数学と理科の平均点は3割台

センター試験を運営する大学入試センターが、2018年11月に実施した大学入試共通テストのプレテストの結果を公表しました。

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大学入試共通テストのプレテスト結果

約68,000人が受験した大学入試共通テスト施行調査であるプレテストの結果が発表されました。全国の高校2年生以上が受験し、5教科19科目で調査が実施され、2018年12月27日に結果が発表されています。結果は以下の通りです。平均得点ではなく平均正答率で表示してあります。

教科名科目名受験者数平均正答率
国語国語67,74546.92
数学数学ⅠA65,76434.54
数学ⅡB4,93544.89
地理歴史世界史B2,72559.24
日本史B4,20053.58
地理B1,20360.02
公民現代社会2,67751.82
倫理1,48952.32
政治・経済2,23449.62
理科①物理基礎59153.64
化学基礎4,04949.20
生物基礎5,98847.53
地学基礎2,39857.47
理科②物理3,19638.86
化学4,67951.03
生物1,61132.63
地学13042.65
外国語英語・筆記12,99056.37
リスニング12,92759.09

記述式の結果は省き、マーク式問題の正答率のみが表示されていますが、数学と理科で3割台の科目があったことが分かります。今回の作問は正答率5割程度が目標となっていただけに、難易度の差が多きことが浮き彫りとなっています。

今後は、新傾向問題への受験生の対応と、問題の組み合わせて考える情報量を減らす、問題発見・解決の全過程を問うのではなく、段階的に問う問題へ変更するなど改善が必要となります。

数学と理科の科目で3割台の正答率

今回の結果で特に、平均正答率が低かった科目は、数学の数学ⅠA(34.54点)と、理科の物理(38.86点)、生物(32.63)になります。大学入試センターでは、問題の読み取りに時間を要したとみています。

数学の平均得点率が低い原因は、数学的な問題発見・解決の全過程を重視して出題したが、それに伴う認知的な負荷がまだ高かったとしています。今後は、問題発見・解決の過程の一部に焦点を当てた出題や、知識の理解や思考の過程をより段階的に問う出題パターン、会話文形式で題材を提示したりと改善が図られそうです。

理科の物理の正答率が伸び悩んだのは、当てはまる選択肢を全て選ぶ問題、数値を当てはめる問題といった新しい出題形式に慣れていないことが要因の一つとして挙げられています。生物では科学的な探究の過程をより重視した問題を出題したところ、実験・観察・調査を行い、その結果を基に考察するという学習経験の不足が伺える結果となっています。

大学入試共通テスト施行調査の今後は

今回の試行調査(プレテスト)は2回目で最終回となり、3月には国語と数学の記述式問題の採点結果が公表されます。同時に各教科・科目における問題のねらいや実施方法等に関する通知もなされます。

結果の公表後、更なる改善が行われますが、数学と理科の難化は避けられそうにありません。単なる暗記ではなく、根本的な理解が必要になってきます。

大学入試共通テストの日程の発表は5月ごろとなっています。

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