2019年度から国立大学が入試問題と解答を原則公開 出題ミスの再発防止へ

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大阪大学と京都大学が物理の入試問題で出題ミスがあったことは記憶に新しいことだと思いますが、2019年1月23日に国立大学協会は、試験問題と解答を原則公開とする方針を決定しました。

国立大学が入試問題と解答を原則公開

大阪大学や京都大学で、出題ミスがあったのは物理の音波に関する問題でした。入試から1年を経て、両大で計47人追加合格を出し希望者の転入学認める事態にまで深刻化しました。

一向に減らない出題ミスを受けて、国立大学協会は試験問題と解答を原則公開とする方針を総会で申し合わせました。正解や解答例を公表していないことがミス発見の遅れにつながったと指摘する声が出ていることに配慮した格好で、各大学に可能な限り早期に公表するよう求めています。

文部科学省も、「平成31年度大学入学者選抜実施要項」にこれらを目的とした項目を追加し、全大学へ再発防止策の徹底を周知しています。

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試験問題・正解や解答の公開

試験問題は、各大学・学部のアドミッションポリシーに基づき作成されるものですので、自主的・積極的に公表することが望ましいとし、国立大学として公正な入学者選抜を実施する観点から公表することを原則としました。

公表するにあたり試験問題中の著作物の権利処理が困難である場合には、著作物名を明
示すること等により問題の内容が明らかになるよう努めることになります。

正解や解答例については、今後の受験者が学習上参考にできるようにするため、また公正な入学者選抜を求める社会の要請に応えるために、正解・解答例を公表することを原則としました。一義的な解答が示せない記述式の問題等については、原則として出題の意図や、複数もしくは標準的な解答例等を公表することとしています。

問題や解答はいつ公表されるの?

公表の時期は、試験実施後に速やかに公表されることとなります。これは、受験者自らがその解答の正誤を確認し、また多くの関係者によって試験問題及び正解・解答例を速やかにチェックするできるようにすることで、仮に出題・採点等のミスがあった場合においても受験者が不利益を被ることを防止するためです。

公表の方法は、各大学・学部に委ねられますが、ホームページにおける掲載、窓口配布、
郵送、一定期間掲示、指定場所による閲覧等により、各大学が適切に公表することになります。

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