あなたは自分の部屋でしっかりと勉強ができていますか。自分の部屋では勉強できないので、図書館や自習室に毎日通っている生徒も少なくありません。受験勉強ではとにかく勉強できる空間をいかにつくることができるかも重要になってきます。今日は勉強ができる部屋作りについて考えていきましょう。
勉強道具以外何もない状態がベスト
自分の机を見てください。机の上に何が乗っているでしょうか。また本棚にはどんな書籍が並んでいるでしょうか。勉強に関するもの以外が沢山ある場合は、勉強部屋としては黄色信号状態です。今すぐ環境を変えるようにしましょう。
目標は自習室や図書館の机の状態。初めに図書館などの机に座る場合、まったく何も乗っていない状態ですよね。この状態が勉強を進めるにあたって最高の状態になります。問題集と筆記用具、ノート、辞書、資料集など以外は何もない状態がベストです。
何もない状態の場合は、即座に勉強に取り掛かることができます。最初に机を掃除する時間も省略でき、集中力が切れたときも他の誘惑に惑わされることなく次の勉強に取り掛かれます。以下のようなものが机の上や周辺にある場合は、机周辺から遠ざけるようにしましょう。できるなら別の部屋に収納するなりしてください。
- 漫画
ついつい何巻も見てしまう - ゲーム
休憩のつもりが深夜まで… - パソコン
ネットサーフィンで時間を取られます - スマホ
勉強時間中は電源を切りましょう - テレビ
ながら勉強では頭に入りません - 卒業アルバム
思い出に浸っている場合ではありません
などなど。勉強に関係しないものは机の上から無くしてしまいましょう。
使わない参考書や問題集も断捨離
もうマスターしてしまった問題集や参考書、中学時代の教科書や問題集などは受験勉強でもう必要ではありません。ここは思い切って捨ててしまうことにしましょう。今あなたにとって必要な教材だけを机の本棚に入れるようにしましょう。使わない教材があるだけであなたの勉強スペースを圧迫します。
模試の問題や解答集も、しっかりとやり直しを行い、必要な個所もまとめノートにまとめてしまって、2回目の解き直しを終えた場合は思い切って捨ててしまっても構いません。意外と模試の問題などはかさばります。整理整頓が下手くそな受験生の場合、教科や順番までもバラバラになり、また整えるのに時間をつかってしまします。
本当に机の上に何もない状態をつくりだしましょう。そうすれば次から次に新しい問題が頭の中に入ってきます。覚えてしまったものも不必要です。どんどん捨てましょう。そうすれば新しいものが入ってきますよ。
常に掃除をする習慣を身に付ける
部屋が汚い生徒によくありがちなのが、掃除はある程度部屋が散らかってきてから、一気に掃除をするという人がいますが、散らかっている時点で集中が持続しない部屋になってしまいます。また、散らかった部屋を掃除するのにも時間がかかり、最悪、掃除中に見つけた漫画本などで何時間も時間を取られる羽目になることさえあります。
毎日1~2分でもいいですので、簡単に掃除ができる空間にしましょう。そのためには、やはり机の上に何もないことが理想です。今からやる教科だけ、最低限必要なものを乗せるようにしましょう。
集中力は15分続く!教科の切り替えが大切
机の上をきれいに整理したら、さっそく勉強に取り掛かりましょう。人間の集中力は15分程度しか続かないので、集中力が切れたらこまめに教科を切り替えることをお勧めします。
ここで、おすすめの勉強法として、英単語や地歴のサンドイッチ勉強法をお教えします。メインは数学や英語の長文などで、大問を1題解き終えるごとに、英単語や歴史用語などを覚える時間を15分程度設け、その後、また数学や英語の長文に取り組むという方法です。
飽きることなく、教科の偏りなく学習が進みます。なので、机の本棚には英単語の本や地歴の一問一答集などを常に置いておくようにしましょう。
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