大学入試、特に総合型選抜入試で見られる受験形態として、プレゼンテーションを課す大学、学部があります。今日はプレゼンテーションの準備と心構えについてレクチャーします。総合型選抜入試では、自分の考えやビジョンを的確に伝える力が求められます。その中でも、プレゼンテーション資料は面接官にあなたの考えを視覚的に伝える重要なツールです。限られた時間の中で、どのようにして自分の強みや熱意を効果的に伝える資料を作成すれば良いのでしょうか?この記事では、わかりやすく、魅力的なプレゼン資料を作るためのポイントを具体的に解説します。コツを押さえれば、資料作りが苦手な人でも自信を持って取り組めるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
プレゼンテーションとは?
プレゼンテーションとは、その名の通り「プレゼント」です。自分のアイデアや思いを相手にプレゼントすることがプレゼンテーションの極意になります。どうやったら自分の想いを相手に伝えることができるのかということを念頭に置いて準備に取り掛かりましょう。
あまりにも伝えたいことが多すぎたり、中身がまったくないものだと、「この人は一体何をプレゼンしたいのか?」という事態になりかねませんので、伝えたいことを選別することも重要になってきます。
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1. テーマ設定 | プレゼンのテーマや目的を明確にする | 面接官に何を伝えたいのかを一言で表現できるようにする。 |
2. 情報収集 | 必要なデータや資料を集める | 信頼性の高い情報源を使用し、最新のデータや具体的な事例を取り入れる。 |
3. 構成作成 | プレゼンの全体構成を決める | 「導入→本論→結論」の流れを意識し、伝えたいメッセージを明確にする。 |
4. デザイン | スライドや資料のデザインを作成 | シンプルかつ見やすいレイアウトを心がけ、過剰な装飾を避ける。フォントや色使いを統一する。 |
5. 練習 | プレゼン内容を声に出して練習 | 制限時間を守ることを意識し、視線や話し方などのプレゼン技術も磨く。 |
6. 添削・改善 | 他人に見てもらい、フィードバックを受けて改善する | 教師や友人に意見をもらい、資料のわかりにくい部分や改善点を修正する。 |
7. 最終確認 | 最後に全体を通して確認し、必要に応じて調整する | 誤字脱字や資料の不整合がないかを細かくチェック。落ち着いて本番に臨めるよう準備を整える。 |
これだけは伝えたいものを準備
プレゼンの資料を準備を行うときに心がけてほしいことは、「これだけは絶対に伝えたい!」というものを資料に盛り込むです。明確な相手へのメッセージがあることでプレゼンにしっかりとした役割が発生します。
その際、しっかりと確認してほしいのが、大学や各学部が出しているアドミッションポリシーです。志望する学部の理念と自分の想いが一致するのかをしっかりと確認しましょう。受験生と大学側が両想いになれば、合格は間違いありません。
プレゼンテーション資料の書き方
- 最初に目次があるといい。
- 資料は、箇条書き(体言止め)・でかく(情報は凝縮する)。
- 最も言いたいことを、最も大きな字で。
- 必要のないものはどんどん削除する。
- 余白は半分くらいあっていい。
- 数字は大きく、単位は小さく。
- 囲んで強調しなくていい
- スライドの場合は、最後に「まとめ」があると親切
プレゼンのまとめ
プレゼンは大人でも緊張するものです。見ている人の表情が気になり、伝わっているのだろうか?興味があるのだろうか?などと気になったりもするものです。しかし、プレゼンも面接も小論文も、共通して言えることは事前の準備をしっかりと行うことが重要です。使える道具はどんどん使いましょう。スケッチブックやパワーポイント、実際にモノを持ってくるなど、表現方法は多岐にわたります。
自分の想いを思いっきりプレゼンにぶつけるという覚悟が必要です。緊張もすると思います。しっかりと練習を積み重ね本番に臨むようにしましょう。
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