【高校倫理】老荘思想

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【高校倫理20】老荘思想についてまとめています。

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  • 対応:定期テスト・実力テスト・入試
  • 重要度:よく出る

春秋戦国時代

戦国時代(前770 ~前221)は、周が都を鎬京(コウケイ)から洛邑(洛陽)へ移してから、秦が中国を統一までの約550 年間をいう。この時代を東周時代とも称し、前403年に普が韓・魏・趙に分裂する前を春秋時代、後を戦国時代と分けることもある。

春秋時代に有力諸侯たちは、周王につぐ「覇者」を名乗ったが「戦国時代」には諸侯たちは「王」を名乗り、それぞれ富国強兵策に努め、中国統一を目指した。この時代に鉄器の使用が始まり、農業も商工業も発展した。

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諸子百家

諸子百家の「子」は先生、「家」は学派の意味で、中国統一のため富国強兵策を唱える多くの思想家たちがあらわれ、いわゆる「百家争鳴」の状況を表現している。各地の有力諸侯(王)は、諸子百家から好みの思想家を人材(宰相)登用し、軍政改革(騎馬戦術や外交戦術)・財政改革(産業育成や貨幣導入)に取り組んだ。

老子

老子は、「大道廃れて仁義あり」儒家が仁義の道(人倫)を説くのは、本来の「道(自然の大道)」が廃れているからであると儒家を批判した。

本来の「道(自然の大道)」とは、「無為自然(わざとらしい作為のない姿)」であり、「上善は水の若し」(『老子』)と柔和で謙虚な争わない心(「柔弱謙下」)で生きることを善とした。 また、本来の「道(自然の大道)」の政治を「小国寡民(素朴で柔和な心の人の住む小国家)」で満足すべしと説 た。

荘子

荘子は、「万物斉同」という「道(タオ)」を説く。それは、是非善悪や美醜好嫌の分別は相対的にすぎず、相対性を超越する「道=万物斉同」を悟ることである。「心斎坐忘」とは,「道(タオ)」を悟る方法であり、「心斎」は一切の分別判断を捨て去り心を「道」と一体化すること、「坐忘」は五感を超え宇宙自然の働きにゆだねることである。何ものにも拘束されない自由な悟りの境地で、この境地を遊ぶ達人を「真人」という。

さらに深く(応用)

中国の戦国時代(前403~前221)の七雄(韓・魏・趙・燕・斉・楚・秦)は、天下統一に向け「富国強兵策」をとっていた。

蘇秦

外交策を説く「縦横家」の思想家「蘇秦(?~前317)」は、強国「秦」を除く六国が軍事同盟を結び、素対抗する「合従(南北、縦に合わさる)策」の共同防衛策を提案し、自ら六国の宰相を兼任した。

張儀

「張儀(?~前310)」は、秦の宰相となり一国ずっと同盟し、六国をばらばらにして各個撃破策である「連衡(東西に連なる) 策」で秦の中国統一(前221)に貢献した。

あわせて確認

以上が、【高校倫理】老荘思想となります。

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