【高校倫理】国学思想(江戸時代の思想)の重要ポイント

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【高校倫理】国学思想(江戸時代の思想)の重要ポイントです。

国学思想のポイント

国学
国学は、原典の文献学的研究を方法とする「古学」の影響を受けて、『万葉集』や『古事記』など日本の古典の文献学的研究によって「古道(日本固有の精神)」を探究。

賀茂真淵
『万葉集』などの古典研究し「万葉主義」を主張。平安期成立の『古今集』は、技巧を弄した「たおやめぶり」と批判し、『万葉集』の歌にこそ力強い精神である「高く直き心」があらわれた「ますらをぶり(男性的で力強い)」であり、本来の日本精神(古道)であると説いた。

本居宣長
『古事記』研究。人間の素直な欲望や感情を肯定し、「もののあはれ」を知る同情・共感能力を身につけている人を「心ある人」、そうでない人を「心なき人」という。

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契沖

契沖(1640~1701、国学者)は、摂津国(兵庫県) 尼崎に生まれ、徳川光圀(1628~1701、水戸黄門)から委嘱された『万葉代匠記』(1690・万葉集の注釈書)など、実証的学問法による著作は、国学の発展に寄与した。

荷田養満

荷田養満(1669~1736、江戸時代中期、国学者)は、京都伏見稲荷の神職の子として生まれ、和歌・神道・国史(律令・有職故実)を研究し、「復古神道」を提唱した。『創学校啓文』を1727年に江戸幕府に提出して国学の学校をつくるよう願い出たが実現しなかった。

  • 復古神道…仏教・儒教などの影響を受ける以前の日本民族固有の精神に立ち返ろうという国学者たちに受け継がれていった思想(復古主義)である。

賀茂真淵

賀茂真淵(1697~1769、江戸時代中期、国学者)は、遠江国浜松の村社の禰宜の子として生まれ、『万葉集』などの古典研究を通して古代日本人の精神(古道)を追究し、「万葉主義」を主張した。『万葉考』は、最も精力を傾けた著作である。賀茂真淵は平安期成立の『古今集』は、技巧を弄した「たおやめぶり」と批判し、『万葉集』の歌にこそ力強い精神である「高く直き心」があらわれた「ますらをぶり」であり、本来の日本精神(古道)であると説いた。

本居宣長

本居宣長 (1730~1801、江戸時代後期、国学の大成者)は、三重県松坂の木綿問屋に生まれ、1763年(34歳)5月25日に松坂の旅宿での賀茂真淵との偶然の出会いを契機に、『古事記』研究を始め、『古真記伝(全4巻)』の完成は、1798年69歳のときであった。本居宣長は、『源氏物語玉の小櫛(全9巻の注釈書)』の「物のあはれ」論にみられるように、人間の素直な欲望や感情を肯定し、「物のあはれ」を知る同情・共感能力を身につけている人を「心ある人」といい、そうでない人を「心なき人」と解いた。

  • 惟神(かんながら)の道(古道)…「物のあはれを知る心」であり、「真心(まごころ)」であり、「漢意(からごころ)」を取り除くことによって取り戻すことができる心(まごころ)であると説いている(『玉勝間(全15巻、随筆集で1812刊行)』)。

平田篤胤

平田篤胤(1776~1843、江戸時代後期、国学者)は、「復古神道(古神道・古道)」の大成者である。本居宣長の死後に門弟となり、1812年(37歳)に、思想の中核をなす「霊能真柱(たまのみはしら)」を書きあげた。またこの頃、『古道大意』などの講本も執筆され、平田学の根幹はでき上がっていた。

  • 幽冥論(ゆうめいろん)…天神道の立場からの霊魂観・死後世界観・来世観である。これまで神道で扱わなかった霊魂や死後の世界を、民間信仰的シャーマニズムとして復活させたものである。

倫理思想 あわせて確認

以上が、【高校倫理】国学思想(江戸時代の思想)の重要ポイントです。

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