センター試験倫理で傾向を知って点数を取る対策・勉強法についてまとめています。
センター倫理の勉強法
まずは、教科書の精読でしょう。そのあとで、倫理は、過去問を利用しながら実戦の中で得点を伸ばしていくことが大事でしょう。ただ問題を解いてやりっぱなしにするのではなく、間違った問題のその周辺情報やその単元について復習することがポイントです。
テーマ別に抑える
過去問をやる中で、自分の不得意な単元やテーマが出てくると思います。たとえば、プラトン、ホッブズ、ロールズ、老子、幸徳秋水などなど倫理で学ぶ人物または年代、グラフ・統計、正誤問題などです。そのように、テーマ別の薄い問題集をやる中で、不得意な単元を習得していきましょう。

関係性もおさえる
マルクスがヘーゲルの影響を強く受けているように、ほとんどの思想家は他の思想家の影響を受けています。そのため一人をしっかり押さえるときには、他の人物や思想とのつながりも一緒にとらえていきましょう。その際に、「誰が」と「どういうことを言ったのか」を意識し覚えることも大事です。

丸暗記ではなく、背景を!
思想家が活躍した時代や、直面した問題の背景もしっかりおさえておきましょう。背景を押さえておくと、今の時代や自分とは関係がないように見えた思想が近くに見え、格段に覚えやすくなります。
現代社会
倫理は毎年傾向がはっきりしているので、対策がしやすいです。特に、第1問で毎年出題されている、現代の社会については、普段から社会の動きや問題点に関心を持っておけばどのようなテーマ設定の問題が出題されても有利にはたらきますので、日常ニュースにはアンテナを張っておきたいものです。

センター倫理の傾向
「倫理」は毎年大問4題構成です。大枠は、以下のようになります。
- 大問1:青年期、現代社会について
- 大問2:東洋、西洋の源流思想
- 大問3:日本思想
- 大問4:西洋近代思想
ポイント
傾向として用語の意味や思想の内容などの知識を問う問題が多いですが、どの大問にも長めのリード文が付いていて、そこで述べられていることについて問われます。そればかりでなく、文章を読んでの読解問題やグラフの読み取り問題など思考力も問われています。

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