【大学受験・日本史】先土器・旧石器・縄文時代

シェアする

【大学受験・日本史】先土器・旧石器・縄文時代です。すごく過去の話なので、不明な部分やもしかしたら偽りな部分もあったりして、実は、入試問題では出題しづらいところでもありますので、ここは、明確になっている事柄について必要最低限おさえておけばクリアです。

先土器・旧石器時代

時代 旧石器時代(~約1万3000年前) 縄文時代(~約2500年前)
地質区分 更新世…氷期と間氷期の繰り返し 完新世…海面上昇, 日本列島誕生
石器区分 打製石器…握槌・石斧・ナイフ形石器 磨製石器…石鏃・石斧・石匙・石皿 尖頭器・細石器骨(角器の製作など)
土器区分 なし 縄文土器(草創・早・前・中・後・晩期)
生活 狩猟・採取 狩猟・採取・漁労
住居 テント式の小屋・洞穴・移住生活 岩宿遺跡(相沢忠洋) 竪穴住居
その他 浜北人、港川人、山下町洞人 アニミズム…土偶・石棒・抜歯・屈葬

約1万年前のころを、世界史的には旧石器時代、日本の考古学的には先土器文化、地質学的には更新世といいます。旧石器時代とは、打製石器のみの時代であることがポイントです。

旧石器時代

日本の旧石器時代は、氷河時代に大陸が陸続きになっていた時代に、日本にもマンモス・ナウマンゾウ・オオツノジカ・野牛など大形の動物が住んでいました。大形の動物を追って、日本列島に移り住んだ人々は石を打ち欠いた打製石器を使用していました。

打製石器の槍で狩りをし、獲物を追って移動していました。簡単な小屋や岩がけなどに住んで、火を使って暮らしていました。野尻湖(長野県)では、ナウマン象の牙やオオツノシカの角が発見されています。

スポンサーリンク

生活

日本列島は酸性土壌のため、リン酸カルシウムの骨は残りにくく、発見された人骨の数はあまり多くはない。また、10人程度の小集団で、一か所に長期間定住することはなく、小集団で、獲物を求めて一定の範囲を移動していた。そのため、.テント式の小屋や 一時的に岩かげや洞くつを住居にしたと考えられている。

打製石器の変遷

  • 握槌(ハンドアックス・打製石斧など)
  • 石刃(ブレード・ナイフ形石器)
  • 尖頭器(ポイント)
  • 細石器(マイクロリス)

の順に用途によって使い分けるようになりました。

遺跡

群馬県岩宿遺跡…発見者は相沢忠洋。関東ローム層(赤土の層である).
野尻湖底遺跡…ナウマンゾウの骨、打製石器が同時に発見

縄文時代

地質学的には完新世で1万年前から、紀元前4世紀ごろの時代。磨製石器とともに打製石器も使われ、温暖化が進んだ時代というのがポイント。温暖化によってオオツノシカなどの大型動物は減少し、小型動物に代わられる。寒いところの動物は大きく、暖かいところの動物は小さくなる傾向があります。これをベルクマンの法則といいます。

土器の特徴

  • 縄文土器は、低温・黒褐色・厚手・もろい
  • 弥生土器は、高温・赤褐色・薄手・固い

生活

竪穴住居に住む。ごみ捨て場を貝塚といいます。「馬蹄形(U字形」に広がっているといった特徴がありました。また、土偶は「女性をかたどったものが多いため、多産や豊作を祈ったのではないか」といわれています。さらに、精霊信仰(アニミズム)が浸透し、万物に霊の存在を信じており、呪術の発達がされました。

縄文時代の遺跡

三内丸山遺跡(青森県)…巨大な集落、栗の栽培など原始的な農耕
大森貝塚(東京都)…モース(アメリカ人動物学者)が発見。考古学発祥の地とされます。

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク