【高校地理】商業的自営農牧業

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【高校地理】商業的自営農牧業についてまとめています。

商業的自営農牧業

共有の外耕地を3分割して、冬穀・夏穀・休耕地に区分し、10年程度で割替えるローテーションを組み、耕作する三圃式農業は、中世ヨーロッパの農村共同体を基礎としていた。

休耕地には牛や馬が放牧され、その排泄物が農地の地力を維持した。割替えは、肥沃度や距離などを勘案して行なわれ、やがて共有が廃止され固定し、休耕地にはビートなどが導入され、混合農業の発展につながった。また、外耕地に対して、当初から農家の私有地として菜園、あるいは裏の畑の性格が強い内耕地は、採算がよければ拡大されて園芸農業の樹園地や野菜畑として、あるいは外耕地とともに酪農の飼料畑として利用された。ときには、豚・鶏・泉などの小動物が飼われた。

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混合農業

混合農業は、穀物生産と飼料作による肉牛などの家畜生産とが混合した農業であるが、一部では小麦など穀物生産、あるいはトウモロコシや牧草などの飼料生産に特化し始めている。

  • ヨーロッパ:アルプス山脈より北↓穀物・飼料作物の栽培と家畜の飼育を組み合わせた農業↓ライ麦、小麦、じゃがいも
    確認【高校地理】ヨーロッパの農業まとめ
  • ロシア:タイガの南側には混合農業がみられるが、ロシア南部からウクライナには黒色士(チェルノーゼム)帯が広がり、小麦を中心とした穀倉地帯となっている。
    確認【高校地理】ロシアの農業まとめ

園芸農業

園芸農業は、オランダの花卉栽培、温暖な大西洋岸地中海岸の野菜のいわゆる促成栽培や、ボルドー・ブルゴーニュなど条件がよい耕地では、ブドウ畑がみられる。

酪農

酪農は、おもに通年牧草が枯れない冷夏暖冬の西岸海洋性気候地帯でみられ、とくにチーズ・バター生産では銘柄品の各種チーズが有名である。また、夏季は山地で放牧し、谷間で飼料を栽培し、冬季は谷間で牛や羊を舎飼いする酪農は、移牧とも呼ばれ、アルプスだけでなく地中海式農業の一部として、地中海地方の山地にみられる。

地中海式農業

地中海式農業は、ヨーロッパのみならず中近東やアフリカの地中海岸にもみられる。その特徴は、同時栽培(ポリカルチュア) にあって、耕地が樹園地であると同時に、畑である。樹木は、オリーブ・ブドウが指標作物である。柑橘類は、14世紀にアラプ人が伝えた灌漑技術によって、栽培されるようになった。樹間は小麦畑と休耕地の二圃制で、羊や山羊が飼育され、夏季に山地にトラックなどで運ぶ移牧がみられる。しかし、樹間作物が廃止されて、樹園地に特化した園芸農業も行なわれる。

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