関係代名詞what
whatは、主格としても、目的格としても使うことができます。関係代名詞のwhatの中には、先行詞が含まれていて、「~のもの」「~のこと」という意味になり、the thing(s) which~と書き換えもできることが最初のポイントです。
- 主格としての場合…直後に動詞がきます。what+動詞で「~するもの」という意味になり、全体で名詞の働きをします。
- 目的格としての場合…what+主語+動詞のように、直後に目的語の抜けた不完全な文がきます。
名詞節を作る関係代名詞what
<基本例文>
- I believe what is written in her letter.(私は彼女の手紙に書かれていることを信じる)
- What the newspapers say is true. (新聞が書いていることは本当だ)
関係代名詞whatは「~すること(もの)」(the thing) whichの意味を表し、それ自体で先行詞の働きを兼ねている。したがって、who which、thatが形容詞節を作ったのに対し、whatは名詞節を作る。
補語や前置詞になる関係代名詞what
what節は主語、目的語の他に、補語や前置詞の目的語にもなる。
- (補語)This is what I’ve long wanted.(これは私が長い間ほしかったものだ)
- (前置詞の目的語)I was thinking about what she had said to me.(私は彼女が私に言ったことについて考えていた)
about what
I was thinking about what she had said to me.
のabout whatは、前置詞aboutに名調節whatがつづくになっている。
次の例では、about which全体が形容詞節としてひとまとまりになってquestionを修飾している点に注意。
- the question about which I was thinking(私が考えていた疑問)(I was thinking about which の関係)
whatそのものにかかる前置詞は、次の例のように必ず後置される。
- That is just what I was thinking about.(それはちょうど私が考えていたことだ) (thinking about what の関係)
関係副詞
関係代名詞が形容詞節の中で代名詞の働きをしたのに対して、形容詞節の中で副詞の働きをするのもを関係副詞といいます。
先行詞 | 場所を表す語 | 時を表す語 | reason | – |
関係副詞 | where | when | why | how |
- This is the park where we said our last good-by.(ここが私たちが最後の別れを告げた公園です。)
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