大学入試に面接を行う大学や学部が年々増えています。学力重視の選抜方法から、個人の人間性などを重視する選抜方法に少しづつシフトしてきている証拠です。tekiboでも面接対策の情報をお伝えしていますが、今回は面接の最後に聞かれる質問について考えていきましょう。
面接の「最後の質問」への準備で印象が変わる!
面接を受ける際、第一印象が非常に重要であることはみなさんご存知の通りです。第一印象でその人物がどういった人物なのかのレッテルが貼られてしまいます。
入退室時の礼儀や、はきはきした挨拶、自然な笑顔なども重要です。面接の最初に聞かれるであろう「志望動機」「自己アピール」などはしっかりと準備を行い、面接をスムーズに進めていきたいところですね。
しかし、今回注目したいのが面接でよく聞かれる「最後の質問」。この最後の質問への答え方で実際に印象が変わり、合格を勝ち取った受験生がいるのも事実です。最後良ければ全てよし!という言葉があるように、最後をうまく締めくくれば、それだけ強い印象を面接官に残すことができるのです。
最後によく聞かれる質問とは?
では、面接の最後に聞かれる質問にはどういったものがあるのでしょうか。志望動機や自己アピールなど、聞きたいことはあらかた聞いてしまった面接官は最後に次のような質問をよくします。
- 最後に言い残したことは無いですか。
- 最後に伝えたいことは無いですか。
- 最後に尋ねたいことはことは無いですか。
多くの受験生は「いいえ、とくにありません」という回答をして面接を終えることになります。しかし、面接官がせっかく「何か言いたいことはないの?」と最後に聞いてくれているのだから、これを活用しないのはもったいないのではないでしょうか。
最後に伝えたいことは?
あなたが最後に伝えたいことも頭の片隅に入れておきましょう。自己アピールを行ってもいいですし、大学入試後の抱負を述べてもいいですね。逆に面接官に気になることを質問してみるのもいいかもしれませんね。
- 「先生方のおすすめの講義や研究室は何でしょうか?」
- 「先生方から見た貴学の特徴や長所を伺いたいです」
- 「先生方のご専門と、その面白さをぜひ教えてください」
面接の印象を聞いてみて、大学入学までにどんな力を伸ばせばいいのかなどの質問もありかもしれませんね。ただし、面接官の表情などをしっかり確認し、時間を長引かせないように注意しましょう。この後も面接官は、多くの面接を行うのですから。
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