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大学入試面接対策「高校の学業成績についての答え方」

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大学入試の面接で、高校の学業成績、それから高校での授業について聞かれることがあります。学業成績に関連して、「得意な教科や不得意な教科」、「高校の授業で感銘を受けたこと」、「印象に残っている授業」なども聞かれるときがあります。今回は、そんな「高校の学業成績についての答え方」についてアドバイスです。

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高校の学業成績についての答え方

高校の成績・授業などの学業について聞かれた場合は、面接官は「何に興味を持って取り組んできたのか」など、現在までのあなたの履歴を聞き出そうとしている場合が多いです。ですので、「なぜその成績になったのか。」「なぜその教科に興味があるのか」、「なぜその授業の内容に感動したのか。」などについて、しっかりと理由まで提示するようにしましょう。

学業について聞かれる質問は、以下のようなものがあります。

  • 学業成績に満足していますか。
  • 得意な教科は何ですか。
  • 苦手な教科は何ですか。
  • これまでで一番印象に残っている授業は何ですか。
  • 〇〇の成績が非常にいいですが、何を努力してきましたか。
  • 〇〇の成績が良くないようですが、どうしてですか。

などなど、質問される場合があります。自分だったらどう答えるのかしっかり考えて面接本番に臨むようにしましょう。

得意な教科を聞かれた場合

得意な教科は、できるだけ志望する学部・学科に関連する教科をあげましょう。法学部を志望しているのに、音楽が好きだと答えてしまうと、「それなら法学部じゃなくていいんじゃない」と思われますよね。

これはもちろんのことですが、さらに、なぜその教科が得意なのか(好きなのか)、授業の内容まで掘り下げて、どういうところに引かれたのか、興味を持ったのかまで理由をしっかりと答えることが重要です。

ここは、しっかりと対策をしておかないと、なかなか深まった回答ができません。多くの受験生は、得意な教科とその教科の印象を答えるだけにとどまっているようです。「そんなところに興味を持ったから、深く学ぶことができ、得意教科になったのか」と思わせればこっちのものです。

苦手な教科を聞かれた場合

逆に苦手な教科を答える場合は、答え方を気をつけないと悪い印象を与えかねません。もちろん、志望する学部や学科が苦手教科であってはなりません。

苦手な教科を答える場合は、苦手意識を克服するために、現在どのような努力を行っているのかをしっかりとアピールするようにしましょう。今から克服に向けて動き出すというのではなく、もうすでに克服に向け努力をしていることをアピールしたほうがいいでしょう。

苦手な理由を延々と説明することは避けた方が無難ですので、主体性と行動力をしっかりとアピールしましょう。

成績の悪さについて突っ込まれた場合も同様です。出願書類の中に調査書がありますので、面接官の手元にはあなたの成績があるわけです。この場合も同様に、成績の悪さを素直に反省するのではなく、現在、その克服に向けて行っていることをしっかりとアピールしてください。

印象に残っている授業を聞かれた場合

この「印象に残っている授業はなんですか?」という質問は、志望理由などしっかり答えることができている受験生によく投げかけられる質問です。過去の学習でどんなことに興味を持ったのか、面接官は興味津々で聞いてきます。

取り上げる教科・科目は本当に印象に残っている授業を取り上げてもいいのですが、できれば志望動機や、自己アピールにつながるような授業内容を取り上げた方が好印象です。

さらに、その授業を受けて、その学びをどう発展させたのか、また、これからどのように発展させていきたいのかまで語れるとベストですね。

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学業成績についての答え方のまとめ

やはり、学業について聞かれた場合も大切なのは、主体性や志望動機との整合性ですね。そう考えると、自己アピールや志望動機は本当に大切です。もう一度自分の志望動機を見直し、この大学を受験しようと思ったときの気持ちに立ち返ることが重要です。

特に、面接の練習などを繰り返し行っていくと、最初の必死さが伝わってこない無難な受験生になることがあります。身振り手振りを交えながら、「本当にこの大学に入りたいんだ!」という気持ちを胸に面接の望むようにしましょう。

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