慶應義塾大学法学部のAO入試「FIT入試」とは?

慶應義塾大学法学部のAO入試、いわゆる「FIT入試」について説明します。

慶應義塾大学法学部のFIT入試とは?

FIT入試とは「第一志望で慶應義塾大学法学部法律学科・政治学科で勉強したい」学生と、「この学生を教えたい」という学部教員との相性(fit)を実現しようとするものとして、2006年度よりスタートした入試です。

2012年度からは、従来型のFIT入試(A方式)に加え、地域ブロック枠という考え方を採用した入試制度(B方式)もスタートしています。卒業後に慶應義塾大学法学部で学んだ成果を、出身地域の活性化に活かしてくれることを期待してつくられた制度になります。

募集人員は、政治学科・法律学科ともに、A方式・B方式あわせて、それぞれ80名となっています。

FIT入試(A方式)

従来型のFIT入試で、法律学科、政治学科の2学科で実施されています。学業を含めたさまざまな活動に積極的に取り組み、優れた実績をあげた生徒が出願が可能となっています。

  • 倍率:約5~6倍
  • 一次選考:志望理由書(2000字)、志望者調書、自己推薦書
  • 二次選考:論述試験(講義受講後論述)、グループ討論

FIT入試(B方式)

地域ブロック枠で選考を行うFIT入試です。こちらも法律学科、政治学科の2学科で実施されていて、高校の全体の評定平均値が4.0以上の生徒が出願が可能となっています。全国を7ブロックに分け、各ブロックごとに最大で10名を合格者としています。

  • 倍率:約2倍~3倍
  • 一次選考:志望理由書(2000字)、志望書調書、評価書
  • 二次選考:総合考査(資料読解、小論文)、個人面接

A方式の自己推薦書

慶應義塾大学法学部のFIT入試(A方式)では、一次試験の提出書類に「自己推薦書」を提出しなければなりません。これは、自由に自己PRを書き込むもので、毎年、多くの受験生が頭を悩ませている書類の一つになります。

手書きでカラフルに自己PRを書き込む生徒もいますし、PCでかっちりとした文書を作成する生徒もいます。内容は、生徒会活動や部活動、ボランティア活動や、留学経験などを書く生徒が多いようですが、他の受験生のPRに紛れないように、インパクトある自己推薦書にしなければなりません。

もちろん、アドミッション・ポリシーとのすり合わせや、志望理由書との整合性も必要になります。

講義レポート型論文試験

FIT入試のA方式で課されるのが、講義を受けた後に、その講義を前提に課される論文試験です。受験生が大学1年生が受けるレベルの講義を受け、その要約を書かせたリ、それを踏まえて持論を展開していく試験になります。

昨今の時事問題にも精通しておかないと、なかなか論文が書けないという状況も考えられますので、新聞やニュースを毎日目を通すように心がけておきましょう。

また、法学部だけに法律の知識や政治の知識もある程度必要になります。民主主義とは何なのか?憲法の重要な条文は把握しておくことは言うまでもないでしょう。

総合考査の小論文

FIT入試のB方式では、対策が難しい独特な小論文が出題されます。創造力や独創性、発想力が必要な小論文で、一般的な小論文を書き慣れている生徒でも苦戦するようなテーマが毎年出題されます。

当たり前のような概念にも疑問を投げかけるような問題が多いので、自分なりの定義が必要になります。日ごろから「自由とは何か」「幸せとは何か」など、あるゆるものごとの自分なりの定義づけを意識することが重要です。

参考SFC慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部のAO入試

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