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【2024年度対策】九州大学の出題傾向と勉強法

九州大学傾向 大学別対策
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【2024年度対策】九州大学の出題傾向と勉強法対として記述していきます。

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九州大学の出題傾向と勉強法

九州大学の英語は、なんといっても、「長文を読む力」「英訳する力」「要約する力」の3つの力が必要とされます。解答時間は、120分あるので、時間的には十分あるので、しっかり読み、記述していくことができるでしょう。

九州大学の数学は、良問ぞろいで、全体の難易度は標準的です。なた大問のうちの小問は、徐々に難しくなっていくなど、受験生に配慮した問題構成となっています。つまり、努力した分、その分がしっかり得点に反映されるといっていいでしょう。合格基準点としては、文系数学で6割、理系数学で7割(医学部は8割)とれるといいでしょう。

九州大学の国語は、現代文、古文、漢文の3つの単元から出題されます。文学部は、他の学部と比べ問題数が多くなっています。問題のレベルは標準的ですが、本文の文字数が多く、記述問題が多いのが特徴的です。そんな九州大学の国語の対策と傾向について深堀りしていきます。

九大英語の出題傾向

「長文読解問題」と「英作文」の2つに大きく分けられます。

1.大問1~大問3は、長文読解
例年3題出題されおり、小説・随筆・論説文など様々なジャンルから出題されます。出題形式も和訳・内容説明・空所補充・同意表現選択など多岐に渡るので、総合的な力が試されます。

2.大問4~大問5は、英作文
和文英訳・自由英作文・英文要約英作文のいずれかで2問出題されるというのが最近の傾向です。約100語~120語程度で記述していく問題が多いです。

九大英語の勉強法

毎年、多く変更がないため、直前期(センター後)は、過去問をベースにして勉強していくことになります。しかしながら、過去問から同じ問題が出題されることは考えられないため、過去問で解いたときに、自分にとって、難しい出題形式やジャンル・分野が出たことがわかれば、それに関しての復習・類題をやっていくことが不可欠です。

たとえば、小説が苦手だなあと思えば、小説に関して1週間読むこなすなどです。付け焼き刃的に、九大英語を攻略することは難しく、早い段階、理想は、高校1年生(遅くても、高校2年生の夏)からは、九大英語を意識した学習をしていきたいです。具体的には…

1.英文要約練習
毎日100語程度の文で構わないので、英語で日記をつける習慣をつけましょう。できれば、日ごろあったニュースの中で、印象に残ったものを要約できるといいでしょう。時事問題にも強くなりますからね。

2.語彙力を高める
まずは、基礎文法・構文、単語を高校2年生の夏までには仕上げておきたいところです。九大レベルになると、国語の問題を解くかのように、高い読解力が要求されます。英文をより深く読むこむためにも、語彙力が不可欠です。

3.基本例文は公式
数学や理科では、多くの公式を覚えますね。その公式を解くための引き出しとして多く持っておくことが、有利にはたらくことは承知していると思います。英語には、公式は存在しないと思っている人が多いとは思いますが、英語の公式と言えるのが、「基本例文」です。この基本例文を多く覚えて、ストックしていることが、長文読解、英作文では、大きな武器となります。九九のように、一つでも多くの基本例文を覚える習慣をつけていきましょう。1日1文を高校1年生からやっていくだけでも、入試までに1000個は覚えられるということです。地道な努力の大切さですね。

九大文系数学の出題傾向

  • 微分と積分
  • ベクトル
  • 確率
  • 整数
  • 三角関数
  • 数列

優先順としては、以上のような単元となるでしょう。これらの単元から、毎年4題出題されています。

九大文系数学の勉強法

具体的な対策としては、「計算力を磨く」「図形問題では、図を描いて解く」「確率では、樹形図を有効に使う」「関数では、グラフを書く」このように、視覚的に問題を捉えて、パターン、公式に落とし込むことがポイントです。パターン、公式をつかむには、標準的な問題をやりこなすこと(注意点としては、1冊のテキストは、少なくとも3回はする!)がポイントとなります。

九大理系数学の出題傾向

  • 微分・積分
  • 複素数平面
  • 数列
  • ベクトル
  • 確率
  • 極限
  • 三角関数

優先順としては、以上のような単元となるでしょう。毎年、理系数学の解答時間は150分で、全問記述形式毎年5題出題されます。大問の中に、いくつかの小設問に分けられて出題されることが多く、前半の内容を後半の設問でいかに利用できるかを問うものがほとんどです。大問の後半には、非常に難しい問題になっている場合がありますが、奇問ではないので、前半は基本をしっかり学んでいれば十分対応できる内容です。大問の前半でいかに、失点を防ぎ、得点を積み重ねていくかがポイントとなります。

九大理系数学の勉強法

具体的な対策としては、文系数学と同じように「計算力を磨く」「図形問題では、図を描いて解く」「確率では、樹形図を有効に使う」「関数では、グラフを書く」はもちろんですが、それに加えて、「思考力」を養うことも必要です。つまり、「帰納的に考えること」「背理法や対偶を用いて論理的に考えること」のクセづけが不可欠です。

標準的で良問ぞろいの九大数学だからこそ、小手先のテクニックでは対応できないようになっています。標準的なテキストをやりこなし、土台を仕上げていきましょう。この記事での、標準的というのは、明治・中央などMARCHレベルの問題レベルという認識でとらえておいていください。

九大現代文の勉強法

現代文は、例年、教育・法・経済(経済・経営・経営工学科)学部は2題、文学部は1題の出題となっています。肝は、記述力です。点数がとれる記述力をつけておく必要がありますが、毎日大問1題で構わないので、しっかり解いて添削してもらうことがいいです。漢字などの知識問題は、しっかり得点源にしておきたいところです。

問題のレベルとしては、標準的ですが、様々ジャンルから出題されるため、日ごろから、様々な文章に触れることが大切です。また、問題(本文)の文字数が多いことから、普段から時間を図って、時間に解くというトレーニングも必要です。

また、高校1.2年生の段階であれば、問題を解いた後に、自分なりに、作者の主張を200文字程度、自分の感想を200文字程度にまとめる習慣などできるとなおいいでしょう。

  • 幅広いジャンルの文章を読む
  • 時間を意識
  • 書いてまとめる

この3点を意識した勉強が大切となります。

九大古文の勉強法

教育・法・経済(経済工学科を除く)学部では40点問題が1題、文学部では30点問題が2題の主題となっています。うち1題は文学部専用問題です。一般的な古文に関する問題形式に慣れておく必要があります。文法、文学史、古文常識、本文読解などの習得が必要です。センター対策でしっかり土台を作っておくと、その後の勉強がすごくラクとなります。

また、和歌の学習もおろそかにしないこと。現代語訳の練習、暗記だけでなく、序詞など修辞法の中身をきちんと理解できるとなおさらいいです。

九大漢文の勉強法

漢文の基礎知識があれば十分対応できます。書き下し文にする、現代語訳など標準的な問題集を1冊利用して習得しましょう。また、漢詩は、暇さえあれば、教養を広げるためにも、いつでも多く覚えられるといいでしょう。漢文が苦手な人は、現代文、古文に比べ、配点もそれほど多くないので、基礎的な問題でしっかり得点をして、差を広げられないようにしましょう。

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