センター試験化学で9割を取る勉強法!

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センター試験化学は理科科目の中でも受験者数が最も多い科目です。理系の生徒なら必須の教科になっています。今日はこのセンター化学の勉強法についてまとめてみました。

化学で高得点を取ることの大切さ

2017年度のセンター試験の受験者数を理科の科目別にみていきましょう。大学入試センターの発表によると科目別の受験者数は以下の通りです。

  • 物理:156,719人
  • 化学:209,400人
  • 生物:74,676人
  • 地学:1,660人

化学は理科科目の中でも最も受験者数が多い科目になります。というのも、化学は物理や生物と内容が被る部分が多く、物理も生物も内容を深めるうえで絶対に必要な科目になるからです。高校の先生も絶対に化学を選択するように促してきますし、高校のカリキュラム上、化学の選択が必須になっている場合が多いです。実際の大学入試でも、化学の選択が必要な大学・学部ばかりになっています。

この理由から、大抵の理系選択者は「化学+物理」や「化学+生物」といった科目選択構成になっているかと思います。

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センター試験理科の平均点

次に平均点を確認しましょう。

  • 物理:62.88点
  • 化学:51.94点
  • 生物:68.97点
  • 地学:53.77点

受験者数が少ない地学は置いておくと、化学の平均点が圧倒的に低いことがわかります。新課程の化学になって、センター試験でも2次試験で出題されるような難易度が高い問題が出題されるようになっています。暗記量多なりますし、知識の根本からの理解も必要になってきています。しっかり勉強しておかないと高得点が取れないつくりになっています。

裏を返せば、国公立大学で2次試験を有利に戦うためには、センター試験の化学で高得点を取っておく必要があるのです。はっきり言ってセンター試験で高得点が取れていない場合、それよりも難易度が高い国公立の2次試験で合格点が取れることはあり得ません。センター試験でしっかりと高得点を取ることが、つまりは志望大学の合格に直結するのです。

化学の特徴「理論・無機・有機」

化学の科目の特徴は、物理ほど数学が必要なわけでもなく、生物ほど暗記量も多くないといったことでしょう。理解や暗記と計算のバランスがとれている科目になります。そして、学習する内容も「理論・無機・有機」と綺麗に3つの分野に分かれていることも特徴の一つです。

この3つの分野は全く関連性がないわけではありませんが、ある程度割り切って勉強することができます。もちろん基礎となる理論は、無機や有機を勉強するにあたってその知識が必要になります。

実際のセンター試験や2次試験の内容を見ると、理論の計算問題などで応用問題の出題が多くみられます。その次に応用問題が多いのが有機です。判別問題などはかなりの知識量が必要になります。

センター試験の化学で9割を取る勉強法

化学は「理論・無機・有機」の3つの分野に分かれますので、それぞれについて勉強法を確認していきましょう。勉強の順序としては、まずは理論化学を徹底的に勉強してください。この知識や理解が無機や有機の勉強につながってきます。

理論化学の勉強法

理論化学では、周期表や化学結合などの化学の根本的な知識を学びます。これから化学を学習するにあたって木の幹のようなところになります。まずはここをしっかりと教科書の隅々まで暗記してしまうくらいに勉強してください。

その次に計算です。物質量molの計算や酸・塩基、酸化・還元などの計算力は化学の問題を解き進めるにあたってなくてはならないものです。ここがおろそかな生徒ははっきり言ってこの先は何も解けないでしょう。

そして、高得点を取るために必要なのが、習った公式や法則が、どのような条件下で、なぜ使えるのかということをしっかりと考えることです。一見スラスラと解けたように思えても、なぜここでこの公式や法則が使えるのかということ理解しておかないと応用問題でつまずいてしまいます。

無機化学の勉強法

無機化学では、いかに上手に知識をインプットし、頭の中で整理するかが重要です。化学にはいろいろな元素が登場しますが、その元素を網羅的に学習していくことになります。もちろん知識量も理論化学と比べるとグッと増加しますので、効率的に暗記していくことが必要です。

忘却曲線を利用して、計画的に知識の手入れを行うように日々取り組むことが重要です。1問1答のような短時間で活用できるポケット問題集などもすき間時間に有効です。また、単に知識だけを覚えていくのは大変ですので、資料集やインターネットで調べた画像など、ビジュアルとともにインプットすると記憶に残りやすくなります。

有機化学の勉強法

有機化学は、官能基など覚えることが非常に多い分野です。しかも、単に暗記しただけでは得点につながりません。暗記した内容と、他の暗記した内容を組み合わせて問題を推測していく問題が非常に多く、知識と知識の関連性が高い分野になります。

まずは、どういったときにその反応が起こるのかということをしっかりとマスターし、その知識と他の知識がどのようにつながっていくのか、その理屈をしっかりとマスターしていくことが重要になります。

どうしても、高校の履修上、有機化学は遅くに学習することになります。学校によっては受験直前まで新しい単元として学習することもあるようです。そのせいか、有機化学で大きく失点する生徒も多いのも事実です。学校で学習していなくとも、官能基を覚えたりすることは予習でも十分にできますので、攻めの姿勢で学習していってください。

9割取るための参考書や問題集はこれ!

センター試験で9割を取るためには、学習量もさることながら、いかに効率的に学習を進められるかがカギになります。また、2次試験も見据えた勉強を進めていくことが重要です。国公立を狙っているのであれば、2次試験対策を勉強の中心に持ってくるようにしてください。

2次試験の記述対策なども同時に行って行けば、深い知識を修得でき、センター対策にもつながります。2次試験や私立の一般試験に向け照準を合わせた学習をし、センター前には問題や時間配分に慣れるためにも、センターの過去問や予想問題集に当たるようにしましょう。

『化学の新研究』『化学の新演習』

まず、化学に苦手意識がない場合は『化学の新研究』『化学の新演習』の2本で学習を進めていって問題はないでしょう。この2作は受験化学の中でも最難関の参考書・問題集になっており、東大や京大レベルの問題にも対応しています。

圧倒的なボリュームと、高難易度を両立している最高峰の参考書です。高校で学習する内容を逸脱する問題や解説も多いのですが、実際に最難関の試験では出題されることも多々あります。

『化学の新研究』を参考書代わりに、『化学の新演習』を問題集代わりに進めていけば最強の化学の受験勉強ができる事は間違いありません。しかし、かなりのボリュームになりますので、相当な期間を設定しておかないと受験に間に合わない可能性も出てきますので要注意です。

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化学の新演習化学 基礎問題精講』『化学 標準問題精講』

このシリーズも化学の問題集として定番の良書です。『基礎問題精講』でも実際の2次試験レベルの問題に対応できる内容に仕上がっています。『標準問題精講』までやり遂げられたのなら、センターでも軽く9割を超えるレベルになることは間違いありません。

それから、このシリーズの最大の特徴は、解説の多さです。通常、難易度が高い問題集の場合、基礎的な解説を大幅にカットすることで難易度を保っていますが、この問題集は、細部までしっかりと解説を行ってくれています。

注意したいのが『標準問題精講』です。これは『基礎問題精講』と対をなす問題集ですので、網羅性はありません。難易度の高い問題を丁寧に解説してくれることはありがたいのですが、これだけで受験勉強するのは少し恐怖を感じます。必ず、網羅性がある問題集とセットで使うようにしましょう。

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基礎問題精講

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標準問題精講『化学重要問題集』

おなじみの化学重要問題集です。高校の準教材として採用している高校も少なくありません。この問題集は、国公立大学の旧帝大レベルを受験する生徒にとっては定番のような問題集です。特徴は応用問題の網羅性です。2次試験に出てきそうな難易度が高い問題が網羅されています。解説が大幅にカットされている箇所もありますので、基礎が身についていない生徒にとっては苦労する問題集でもあると言えます。

受験生の大部分が使っているテキストですので、2次試験まで見据えて学習を進める場合は、安心して取り組める良書です。しかし、基礎問題はありませんので、基礎をしっかりと身に付けてから取り掛かることをお勧めします。

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重要問題集大学受験Doシリーズ

このシリーズはあっさりと短期間で大学受験勉強ができるところが魅力のテキストです。実際にセンターや2次試験でよく出題される内容が、あっさりと説き組みやすいように説明されており、類題演習もできるようになっています。

しかし、このシリーズだけで9割得点は難しいかもしれません。化学が苦手な生徒はこの問題集で1~2か月かけて7割から8割の力を身に付けて、次の問題集に進むことをお勧めします。とにかく化学が苦手と思う生徒は手に取ってみてください。

シリーズは理論、無機、有機で1冊ずつ準備されており、1冊1か月かからない程度で学習を進めることができるのが魅力です。

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