2019年度「世界史B」センター試験対策!出題傾向分析

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2019年度センター試験「世界史B」に関する情報をお伝えします。近年の世界史Bの出題傾向を見てみると、世界における日本に関する出題が増加傾向にあるようです。単に世界の歴史を問うだけでなく、その中での日本の立ち位置を意識させるような内容も増加しています。

2019年度センター試験「世界史B」

ここ最近の傾向から、2019年度(平成31年度)のセンター試験「世界史B」の出題内容を予想していきます。まずは、どのような問題が合否を分けるのかを考えていきましょう。

2018年度のセンター試験「世界史B」の出題内容での大きな変化は、地図を利用した問題が2問から4問に増加したことがあげられます。グラフを読み取る問題も2016年度入試に引き続き出題が見られます。出題分野はいうまでもなく政治史が主流であることは間違いありませんが、文化史の出題よりも社会や経済史からの出題が多くみられるようになってきています。

時代ごとの出題内容ですが、古代と現代史の割合が増加しています。とくにアジアとアフリカの変化や第2次世界大戦後の国際秩序に関する問題は定着化しつつあります。1990年代までの歴史的事柄は必ずマスターしておきましょう。

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政治史はもちろん社会・経済史で合否がわかれる

センター試験「世界史B」の出題形式を分析してみると、その主流は4択やa・b2文の文章正誤問題がほぼ7割を占めている状況です。ですので、対策としては「いつ・誰が・どこで・何を・なぜ」という問いに答えられるように覚えていくことが重要です。

そのためには、教科書をしっかりと読み込み、歴史の流れを地域ごとに押さえていくことが重要です。教科書では歴史の流れがつかめないという方は、予備校講師などが出版している参考書などで、短時間に流れをインプットしてしまうこともおすすめです。

地域ごとの政治史だけでなく、社会や経済史に絡めた幅広い出題も見られますので、各地域ごとに略年表などを作成し、政治や経済などの歴史の流れや、各地域間の交流なども意識しながら勉強を進めていくとよいでしょう。

地図やグラフ、図版にもしっかりと目を通しておく

地図を使った出題も増加しています。地名などが出てきた場合には、必ず資料集でその場所を確認しておきましょう。また、グラフの読み取り問題もここ数年続けて出題されています。教科書や資料集に登場するグラフや表は、しっかりとその内容を掴み、何を訴えたいグラフや表なのかを押さえておきましょう。

図版も多く使われています。特に教科書に登場するような美術や建築物、遺跡などの写真は図版名もしっかりと覚えるだけでなく、写真の下に添えられている解説文などにも注意を払っておきましょう。

2019年度世界史Bはここが出る!

世界史Bは大問4大構成で、第1問が古代、第2問が中世、第3問近世・近代、第4問が現代と時代ごとに区分されています。昨年までの出題パターンから、2019年度入試で要注意の項目を列挙します。

第1問 古代

  • ギリシア・オリエント世界
  • ローマ帝国
  • 春秋戦国期
  • 魏晋南北朝期
  • 朝鮮半島の王朝
  • メソアメリカ文明
  • アンデス文明
  • イランの古代文明

第2問 中世

  • 東南アジアの諸王朝
  • アフリカの諸王朝
  • イスラーム世界との交流
  • ビザンツ帝国
  • 中国の王朝と北方民族
  • 朝貢貿易

第3問 近世・近代

  • 欧米の自由主義と国民主権
  • 市民革命と立憲政治
  • 世界の農民と農奴解放
  • ヨーロッパ諸国の植民地政策
  • オスマン帝国
  • 清王朝

第4問 現代

  • 帝国主義と大戦
  • ベルサイユ体制
  • 世界恐慌と主要国の政策
  • 冷戦と朝鮮戦争・ベトナム戦争
  • EUやASEAN
  • 地球環境問題への取り組み
  • 民族紛争と難民問題

まとめ

世界史の出題内容を見ていると、現代社会が抱える問題を考えるうえで必要な歴史的背景を学ばせたいという意図が見えてきます。ということは、現代社会の問題をしっかりと考えておくことで、世界史の勉強の目的や意義がはっきりとし、なぜ歴史を勉強しなければならないのかがわかってきます。

現代の国際関係は複雑です。今の一点を切り取ってみただけでは理解ができない事象も多くみられます。過去のわだかまりなどが存在し、現在にも大きな影響を及ぼしています。そういった人類の営みを学ぶという非常に意義のある学問が「世界史」ではないでしょうか。

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