2020年度「世界史B」センター試験対策!出題傾向分析

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2020年度センター試験「世界史B」に関する情報をお伝えします。近年の世界史Bの出題傾向を見てみると、世界における日本に関する出題が増加傾向にあるようです。単に世界の歴史を問うだけでなく、その中での日本の立ち位置を意識させるような内容も増加しています。

2020年度センター試験「世界史B」

ここ最近の傾向から、2020年度のセンター試験「世界史B」の出題内容を予想していきます。まずは、どのような問題が合否を分けるのかを考えていきましょう。

センター試験「世界史B」の出題内容での大きな変化は、地図を利用した問題が2問から4問に増加したことがあげられます。グラフを読み取る問題も引き続き出題が見られます。出題分野はいうまでもなく政治史が主流であることは間違いありませんが、文化史の出題よりも社会や経済史からの出題が多くみられるようになってきています。

時代ごとの出題内容ですが、古代と現代史の割合が増加しています。とくにアジアとアフリカの変化や第2次世界大戦後の国際秩序に関する問題は定着化しつつあります。1990年代までの歴史的事柄は必ずマスターしておきましょう。

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政治史はもちろん社会・経済史で合否がわかれる

センター試験「世界史B」の出題形式を分析してみると、その主流は4択やa・b2文の文章正誤問題がほぼ7割を占めている状況です。ですので、対策としては「いつ・誰が・どこで・何を・なぜ」という問いに答えられるように覚えていくことが重要です。

そのためには、教科書をしっかりと読み込み、歴史の流れを地域ごとに押さえていくことが重要です。教科書では歴史の流れがつかめないという方は、予備校講師などが出版している参考書などで、短時間に流れをインプットしてしまうこともおすすめです。

地域ごとの政治史だけでなく、社会や経済史に絡めた幅広い出題も見られますので、各地域ごとに略年表などを作成し、政治や経済などの歴史の流れや、各地域間の交流なども意識しながら勉強を進めていくとよいでしょう。

地図やグラフ、図版にもしっかりと目を通しておく

地図を使った出題も増加しています。地名などが出てきた場合には、必ず資料集でその場所を確認しておきましょう。また、グラフの読み取り問題もここ数年続けて出題されています。教科書や資料集に登場するグラフや表は、しっかりとその内容を掴み、何を訴えたいグラフや表なのかを押さえておきましょう。

図版も多く使われています。特に教科書に登場するような美術や建築物、遺跡などの写真は図版名もしっかりと覚えるだけでなく、写真の下に添えられている解説文などにも注意を払っておきましょう。

2020年度世界史Bはここが出る!

世界史Bは大問4大構成で、第1問が古代、第2問が中世、第3問近世・近代、第4問が現代と時代ごとに区分されています。配点はすべての大問25点と均一になっています。昨年までの出題パターンから、2020年度入試で要注意の項目を列挙します。

世界史B第1問「古代」出題予想

古代の諸文明に関する出題です。2020年度は、アメリカの古代文明、イラン民族、ギリシア・ヘレニズム世界、ローマとキリスト教、中国では魏晋南北朝についてしっかりと復習を行ておきましょう。

ここを確認しておこう!❶ギリシア・オリエント世界
❷ローマ帝国
❸春秋戦国期
❹魏晋南北朝期
❺朝鮮半島の王朝
❻メソアメリカ文明
❼アンデス文明
❽イランの古代文明

世界史B第2問「中世」出題予想

ヨーロッパ、イスラーム世界の学習はもちろん、その周辺地域である東欧や中央アジア、東南アジア、朝鮮半島と日本についても横のつながりがわかるように対策をしておくことが重要です。特に、他文化同士の接触や交易についても詳しく見ておく必要がありそうです。

ここを確認しておこう!❶東南アジアの諸王朝
❷アフリカの諸王朝
❸イスラーム世界との交流
❹ビザンツ帝国
❺中国の王朝と北方民族
❻朝貢貿易

世界史B第3問「近世・近代」出題予想

第3問は近世・近代からの出題ですが、16世紀からのヨーロッパの植民地政策、領土をめぐる紛争などが頻出の分野です。政治的・宗教的な背景も絡んでくるので、ただの暗記ではなく、根本からの理解が重要になります。また、地図との混合問題も必ず出題されるので、主要な地名はチェックしておきましょう。

ここを確認しておこう!❶欧米の自由主義と国民主権
❷市民革命と立憲政治
❸世界の農民と農奴解放
❹ヨーロッパ諸国の植民地政策
❺オスマン帝国
❻清王朝

世界史B第4問「現代」出題予想

第4問は現代に関する出題です。第1次世界大戦から20世紀末までの範囲が出題範囲となります。現代に関する統計資料等も出題されますので、教科書や模試で登場した資料をもう一度確認しておきましょう。戦後の世界紛争も毎年出題されているので、紛争が起こる背景も確認しておきましょう。

ここを確認しておこう!❶帝国主義と対戦
❷ベルサイユ体制
❸世界恐慌と主要国の政策
❹冷戦と朝鮮戦争・ベトナム戦争
❺EUやASEAN
❻地球環境問題への取り組み
❼民族紛争と難民問題

世界史Bの出題予想のまとめ

世界史の出題内容を見ていると、現代社会が抱える問題を考えるうえで必要な歴史的背景を学ばせたいという意図が見えてきます。ということは、現代社会の問題をしっかりと考えておくことで、世界史の勉強の目的や意義がはっきりとし、なぜ歴史を勉強しなければならないのかがわかってきます。

現代の国際関係は複雑です。今の一点を切り取ってみただけでは理解ができない事象も多くみられます。過去のわだかまりなどが存在し、現在にも大きな影響を及ぼしています。そういった人類の営みを学ぶという非常に意義のある学問が「世界史」ではないでしょうか。

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