物理の問題集「浜島シリーズ」を使いこなす

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大学入試「物理」の勉強は十分にはかどっているでしょうか。物理は他の理科科目と比較して、暗記量が非常に少なく、ポイントを掴み問題になれることで、安定して得点を取ることが可能となる教科です。今日は大学入試「物理」の問題集の中でも超有名な「浜島シリーズ」をご紹介します。

大学入試「物理」の問題集 浜島シリーズとは?

大学入試「物理」の問題集で有名な講師は誰かと問われたら「浜島」「橋元」などの名前が出てくるでしょう。どちらも有名な講師で、明快な切り口で大学入試の問題を解説してくれます。その中でも今回は「浜島シリーズ」をご紹介します。

浜島シリーズは、河合塾から出版されている問題集で、レベルに応じて3つの問題集に分かれています。

  • 基礎「物理のエッセンス」
  • 標準「良問の風」
  • 応用「名問の森」

どの問題集も評価が高く、大学入試レベルまで実力を養ってくれる問題集です。自分の志望大学に応じて、どの問題集までやり込むか決めることができ、あらゆる入試に対応してくれます。

中には「浜島」さんの解説が合わないという生徒もいますが、もちろん、全ての人にわかる解説をできる講師など存在しません。もし合わないという方は他の講師の問題集を使用するようにしてください。

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物理のエッセンス

物理のエッセンス

  • センター試験で8割~9割を目指せる
  • 私立はマーチレベルまでカバー
  • 2か月で仕上げる
  • 初学者には難しい

浜島シリーズの入門書である「物理のエッセンス」は、力学・波動編と熱・電磁気・原子編の2部構成になっています。価格も税抜きで840円と非常に安いです。

まず素晴らしいのは、その問題集の薄さです。入門書でありながら、この薄さを実現できたのは、無駄な問題を省き、解説も非常にシンプルに明快に書いたからではないでしょうか。問題集も無理なく進められるように絞っていますので、まさに物理のエッセンスを絞ったような問題集です。

ただし、入門書と言いながらも、本当の初心者には解けないレベルの問題となっています。教科書や学校の問題集である程度基礎ができている生徒向けの問題集であることには変わりありません。ある程度基礎ができていない状況で使用すると大変苦労しますので、その場合は、教科書などを見てから基礎的な知識を入れたうえで取り組むようにしましょう。

物理のエッセンスの表紙には「1 2 & 8 9 10」という表記があります。教科書に記載されている内容がレベル的に3~7になるとすると、この問題集ではその前の、感覚的な部分である1~2、問題を解くにあたっての考えの流れを説明する8~10の部分だけを抽出した問題集になります。

したがって、教科書や学校で使っている問題集などと併用しながら進めていくことをお勧めします。教科書の例題や類題などを解き終わったら、物理のエッセンスで実力をつける、次の単元に入ったらまた教科書を読み例題、類題を練習し、物理のエッセンスの対応問題を練習するという流れで学習を進めると効果的です。

物理のエッセンスを極めれば、センター試験で9割得点できるレベルまで実力をつけることができます。私立で言うとマーチレベルの入試問題も解けるようになります。ただし、国公立の2次試験に物理がある場合は、次の「良問の風」か「名問の森」シリーズに進まなくてはなりません。

物理のエッセンスを1周やり込む期間は、2か月と考えてください。2冊ありますので、1冊あたり1か月のペースで解ききるようにしましょう。その後は2周目、3周目と間違えた問題を中心に解きなおすようにしましょう。2周目を解ききるぐらいになると、かなりの実力がついていることが実感できます。センター試験なら7割~8割得点できる力が身についているはずです。

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良問の風

良問の風

  • 国公立2次試験レベルまでカバー
  • 1か月~2か月で仕上げる
  • 解説が丁寧
  • 「名問の森」をやるなら省略可

物理のエッセンスが終わって、余裕がある生徒や国公立2次試験でも物理が必要な生徒は「良問の風」に入ってください。こちらも厳選された問題約150問と非常にコンパクトなつくりになっています。エッセンスと同じ浜島先生が書かれていますので、解説もつながります。

良問の森は、物理のエッセンスと違い、入試問題形式の問題集となっています。実際にセンター試験や国公立の2次試験で出題された良問をセレクトした問題集で、実践力をつけるには最適な問題集です。

エッセンスとの大きな違いがもう一つあり、エッセンスは解説がシンプルで、たまに跳躍していますが、良問の風は非常に解説が丁寧だということです。問題に取り組む前のkeyPointなどもしっかりと記載されており、非常にわかりやすい解答となっています。

レベル的には、一般の国公立大学の2次試験、私立の理系学部の問題で高得点が狙えるレベルまで持って行けます。ただし、旧帝大クラスや最難関私立の物理が必要な場合は、若干不安が残りますので、その場合は次の「名問の森」に進むようにしてください。

良問の風をやり込む期間は、こちらはやり直しも含めて2か月でやり切るペースが最適ではないでしょうか。物理はダラダラと勉強しても効率がいいとは言えません。一気に合格する実力を養ってしまいましょう。

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名問の森

名問の森

  • 旧帝大・難関私立レベルまでカバー
  • 解説が丁寧
  • 2か月~3か月で仕上げる

ズの最難関の問題集です。こちらもエッセンスと同じように2部構成になっています。難関の問題でも非常に良質な問題がセレクトされています。しかも、良問の風のように解説も非常に詳しく書かれています。

最難関の問題集として有名な「重要問題集」と比較してほしいのですが、解説が全然違います。詳しく書かれているので、やり直しが非常に楽です。ただし、かなり問題をセレクトしていますので、網羅性には欠けるところがあります。

旧帝大を目指す場合は、高校1~2年生の間にエッセンスを終わらせ、高校3年生になったら、名問の森を解き進め、考え方が確立したら「重要問題集」や「難問題の系統とその解き方」などを進めるようにすれば確実に合格点を勝ち取ることができます。この場合、良問の風を飛ばしても構わないと考えます。エッセンスを極めれば、いきなり名問の森シリーズでも大丈夫でしょう。

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まとめ

志望大学の問題レベルに応じて「物理のエッセンス」→「良問の風」→「名問の森」と進めていけば間違いはありませんが、「名問の森」まで使用する場合は「良問の風」を飛ばしても大丈夫でしょう。

また、「物理のエッセンス」は初学者用の問題集としては難しいので、教科書等である程度基礎を身に付けてから解くようにしてください。物理が大の苦手という方もお勧めできる問題集ではありませんので、その場合は、「宇宙一わかるシリーズ」や「はじめからていねいにシリーズ」「面白いほどわかる本シリーズ」を使ってみてください。

今回紹介した「浜本シリーズ」は受験物理の定番中の定番の問題集です。物理を受験科目に使うのであれば、このレベルの問題は最低限こなせるようにしておきましょう。問題数が少ないので、余裕がある方は「重要問題集」などで網羅的にさらに演習を積み重ねれば間違いありません。

最後に、物理はダラダラと勉強してもなかなか山を越えることができません。一気に問題集を1冊終わらせてしまうように集中して問題演習とやり直しに力を入れてみてください。そうすれば、必ずあるところでグンと成績が上昇することを実感できます。受験生のみんな頑張ってください。

効率よく低コストで勉強するなら

独学で勉強するなら上記の問題集で学習を進めていくことになりますが、もっと効率的に勉強したい方や、どうしても問題集ではポイントがつかめないといった方にはスタディサプリがお勧めです。

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