【高校地理】中南米のモノカルチャー(特産品)に頼る経済まとめ

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【高校地理】中南米のモノカルチャー(特産品)に頼る経済まとめです。

中南米のモノカルチャー・地下資源

中南アメリカは、地下資源の種類が多く、その埋蔵量もきわめて豊富である。基礎資源と言われる鉄鉱石の採掘は、近年、ブラジル(イタビラ鉱山・カラジャス鉱山)やベネズエラなどで進 められている。ベネズエラやメキシコの石油、ジャマイカやスリナム・ガイアナのボーキサイト、ペルー・ボリビアの錫,すず チリ(ラエスコンディーダ・チュキカマタ鉱山)やペルー(アンタミナ鉱山)の銅などは,それぞれ世界有数の産出高を示している。 アマゾン川の水力発電も有望である。

  • ブラジル…コーヒー・サトウキビの栽培がさかん。コーヒーの生産量・輸出量世界一。さとうきびを原料としてバイオエタノールを生産。鉄鉱石・ボーキサイトなど鉱産資源が豊富。鉄鉱石の生産は世界有数。
  • アルゼンチン…ラプラタ川流域の広がるパンパ(草原)は世界的な農業地帯。
  • チリ…南北に細長い国。銅の生産量が世界一。
  • ペルー…かつて栄えたインカ帝国の遺跡が多く残る。金の生産量は世界一。2008年の調査では、漁業の生産量世界第2位。
  • ベネズエラ…南アメリカ最大の産油国。輸出の上位は石油・石油製品がしめている。
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中南米の特産物

南米資源

南米資源

中南アメリカでは、これら特定の鉱産物や単一栽培による農産物、あるいはペルーのアンチョビー(かたくちいわし)の肥料用魚粉のように、少数の特産物の輸出に頼っている国が多い。その農園や地下資源は。アメリカ合衆国をはじめとする外国資本によって開発・経営されているため、その利益は利子や配当として国外に流出してしまう場合が多い。

米州機構(OAS)

ほとんどの国が米州機構(OAS)によって政治的な結び付きの強いアメリカ合衆国を第一の輸出相手国としていることも大きな特色であるが、近年、チリ・ペルー・アルゼンチンなどから中国への輸出も増加して、アメリカ合衆国と拮抗しつつある。

貿易構造

輸出品が片寄り、特定の国に強く結び付いた貿易構造は、特産物の作柄・生産量や国際市場における価格の変動の影響を強く受け、中南アメリカ各国の経済を著しく不安定 なものにしている。この現状を打破するために、チリではアメリカ資本であったチュキカマタ鉱山、ベネズエラやボリビアでは欧米国際資本(石油メジャー)の持つ石油事業の国有化が進んでいる。19世紀の独立は、スペインからのスペイン人の子孫による政治的独立であったが、近年に進んでいる国有化の波は、インディオを含む現地人の欧米資本からの経済的独立と言われる。

ブラジル

約1億9400万人で世界第5位。日系人も多く生活。コーヒー・サトウキビの栽培がさかん。コーヒーの生産量・輸出量世界一。さとうきびを原料としてバイオエタノールを生産。

  • 環境問題…焼畑農業・道路建設・牧場の増設などにより熱帯林の破壊が進み、環境問題が深刻となっている。
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