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高校英文法「仮定法の要点」

【高校英語】仮定法にまとめています。仮定法とは、「現実に反する、現実ではありえない内容」について想像・願望する場合に英語で使われる文法です。2つの基本形のほか、さまざまな表現の仕方の構文がありますので合わせておさえていきましょう。それでは、【高校英語】仮定法のまとめです。

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仮定法

  1. もし眠いんだったら、いつでも寝ていいよ。
  2. もし僕に空を飛ぶ翼があったら、彼女を助けのいけるのに。

上の最初の文は、「相手が現実に眠たがっているかもしれないと思っている」言い方。次の文は、「現実には翼などないことを承知で、現実のことを想像している」いい方になっています。

仮定法とは、後者の「現実に反する、現実ではありえない内容」について想像・願望する場合に英語で使われる文法となります。

仮定法過去

現在の事実に反する仮定

  • 語順:If+主語+動詞の過去形,主語+過去形の助動詞(would,could,mightなど)+動詞の原形
➊if節の動詞は、過去形
➋主節にして過去形の助動詞

<例文>
If I were younger, I would go abroad again. (もし私が若かったら、もう一度海外に行くだろう)

仮定法過去完了

仮定法過去完了は、過去の事実に反する仮定を表す場合に使用します。仮定法過去同様に、現実にはあり得ないような想像上の物事を言いたい場合に使用。

【語順】If+主語+had+過去分詞,主語+助動詞の過去形+現在完了形

➊if節に、過去完了形
➋主節に、助動詞の過去形+現在完了形

<例文>
If you had come earlier, you could have seen her.(もしあなたが早く来たなら、あなたは彼女に会えただろうに)

仮定法未来

仮定法未来とは、未来に当然予測される出来事に反する仮定となります。仮定法未来には、Shouldを使うパターンとIf S were to Vという構文を使うパターンがあります。いずれも、未来のことに対して実現の可能性が低いことを仮定します。

  • It S should V…「万が一(未来に)SがVするならば」。現在形の助動詞も使われる。
  • If S were to V…主節で使われる助動詞は、過去形の助動詞
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ifを用いる仮定法構文

現在の事実に反する仮定・想像

If S+過去形,S(would,should,could,might)+原形,(もし~だったら、…だろうに)

  • If I had wings to fly, I would go to save her.(もし私に空を飛ぶ暇があったら、彼女を助けに行くのだが)

should=would 主語が1人称のとき
could ~できるだろうに
might ~かもしれないのに

過去の事実に反する仮定・想像

If S+過去完了形, S(would,should,could,might)+原形,(もし~していたら、…だったろうに)

  • If I had had wings to fry, I would have gone save her.(もし空を飛ぶ翼があったら、彼女を助けにいったのに)

Ifの省略による倒置

Ifを省略すると、倒置形(疑問文の語順)になります。

  • If I were ~ ⇒ Were I ~
  • If I had ~ ⇒ Had I ~
  • If I should ~ ⇒ Should I ~

as if~

  • as if + 仮定法過去 ~ (まるで~であるかのように)⇒意味は「現在」です。事実と反対のことを述べており、仮定法となっています。
  • as if + 仮定法過去完了 ~(まるで~であったかのように)⇒意味は「過去」です。事実と反対のことを述べており、仮定法となっています。

<例文>

  • He looks as if he were an American.(彼はまるでアメリカ人のように見える。)
  • He talks as if he had known everything. (彼は全て知っていたかのようにしゃべる。)

仮定法に時制の一致はありません。

It is time ~

It is ( about / high ) time + S + 仮定法過去 ~=(もう~するころだ)「現在」の事実とは反対のことを述べており、仮定法「過去」となっています。
※ about (そろそろ~)、 high(とっくに~)

  • It is about time you went to bed. (もうそろそろ寝る時間ですよ。)

If it were not for ~ / Without ~

Without ~はif節に書き換えられますが。if節中の動詞が仮定法過去になるか、過去完了になるかは、主節が「助動詞+原形」、「助動詞+完了形」かで判断します。

  • If it were not for ~ (もし、~がなければ)= Were it not for ~= But for ~= Without ~
  • If it had not been for ~ (もし、~がなかったなら)= Had it not been for ~= But for ~= Without ~

If only ~

If only + 仮定法(~さえすればなあ、~さえしてたらなあ)

  • If only I could play tennis. (テニスさえできたらなあ。)
    = I am sorry I cannot play tennis. (テニスができなくて残念だ。)

if節に代わる仮定法表現

不定詞がif節の働きをします。

  • To hear her speak English, you would take her for an American.
    = If you heard her speak English, you would take her for an American.
    (もし、彼女が英語をしゃべるのを聞けば、彼女をアメリカ人だと思うでしょう。)

その他の重要表現

  • as it were (いわゆる) = so to speak
  • otherwise (もしそうでないならば)
  • with ~ (もし~があれば:~があったら)
  • would that = I wish (~であればなあ)

「~がなかったならば」を表す4つの表現

もしもあなたの忠告がなければ、私は失敗するだろう。
(1) If it were not for your advice, I would fail.
(2) Were it not for your advice, I would fail.

もしもあなたの忠告がなかったならば、私は失敗しただろうに。
(3) If it had not been for your advice, I would have failed.
(4) Had it not been for your advice, I would have failed.

解説
(1) (2)
= But for [Without] your advice, I would fail. ⇒現在の事実と反対の仮定を表します。(2)のようにifを使わないと、助動詞のhadが先頭に来ます。現在の事実は「忠告がある」ので、Because [Since] I have your advice,I won’t fail.という直説法でも同じ内容を表せます。

(3) (4)
= But for [Without] your advice, I would have failed. ⇒過去の事実と反対の仮定を表します。(4)のようにifを使わないと、助動詞のhadが先頭に来ます。過去の事実は「忠告があった」ので、Because [Since] I had your advice, I didn’t fail. という直説法でも同じ内容を表せます。

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