よく私立大学一般入試で出題される発音・アクセント問題の対策として、大学入試「よく出る英単語のアクセントのルールとその対策」の記事です。
英単語のアクセントの5つの基本ルール
それでは、大きく5つのルールを見ていきましょう。
- -ate、-tudeが語尾の単語は、2つ前の母音にアクセント
- -eer、-ese、-oo、-oon、-teenと動詞-ain、-endはそこにアクセント
- 同じ単語でも品詞でアクセントの位置が変わる
- 接尾語の前の母音にアクセントがくるもの一覧
- 外来語には注意
(ルール1)-ate、-tudeが語尾の単語は、2つ前の母音にアクセント
<例>
- educate
- gratitude
(ルール2)-eer、-ese、-oo、-oon、-teenと動詞-ain、-endはそこにアクセント
<例>
- volunteer
- Japanese
- obtain(~を得る)
- pretend(~のふりをする)
(ルール3)同じ単語でも品詞でアクセントの位置が変わる
名前動後(めいぜんどうご)、形前動後(けいぜんどうご)と覚えておきましょう。「名詞は前で、動詞は後」「形容詞は前で、動詞は後」ですね。
<例>
- contract【名詞】対比
- contract【動詞】~を対比する
- progress【名詞】進歩
- progress【動詞】進歩する
- record【名詞】記録
- record【動詞】~を記録する
(ルール4)接尾語の前の母音にアクセントがくるもの一覧
- 「-ic・-ics・-ical」(例)mathematics
- 「-tion・-sion・-cion・-gion」(例)conclusion
- 「-ous・-cious・-tious」(例)famous
- 「-pathy・-graphy」(例)telepathy
以上のことを覚えているだけでもだいぶラクになるはずです。
(ルール5)外来語には注意
- technique(テクニック)
- pattern(パターン)
- image(イメージ)
など
外来語は、その都度、確認しましょう。
アクセント問題の対策の仕方
単語のアクセントは、文法・構文、長文対策などに比べて、後回しにされがちな発音・アクセント問題ですが、ルールやテクニックを押さえたうえで、日ごろから、比重を置いている文法・構文、長文対策の勉強の際にも音読をして、発音・アクセントを意識しておきましょう。
あやふやな単語などは、その都度、調べて確認しておくといいでしょう。そんな小さな心がけが、後で大きな差となって最後に響いてきます。
普段から、発音・アクセントに注意しながら、音読をしてインプットしていくことが大事です。今回に挙げたルールを覚えて、各英単語の発音・アクセントをインプットしていきましょう。
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