【高校英語】準動詞のまとめについてです。準動詞は、「動名詞」「不定詞」「分詞」をひとまとめにしたものです。今回は、「動名詞」「不定詞」「分詞」の共通点と相違点をまとめています。それでは、【高校英語】準動詞のまとめです。
準動詞の共通点
準動詞の共通点は、大きく4つあります。「(1)動詞的性質もつこと」「(2)必要に応じて意味上の主語になること」「(3)直前にnotを置いて否定すること」「(4)述語動詞より前の時を示すために完了形を使うこと」の4つです。
(1)動詞的性質をもつ
- Playing tennis is good foe the health. (動名詞が目的語をとっている)
- She grew up to be a great scientist. (不定詞が補語をとっている)
- I have a book written in English. (分詞が副詞句で修飾されている)
復習になりますが、動詞的特徴とは、「目的語や補語をとりうる」「副詞(句)で修飾されうる」ということです。
(2)必要に応じて意味上の主語をとる
- Father is proud of me(my) being tall.
- It is dangerous for a beginner to swim here.
- My father being sick, I had to stay home.
(3)直前にnotを置いて否定する
- You should be careful not to bother him.
(4)述語動詞より前の時を示すために完了形
- Father is proud of having been a doctor.
動名詞と不定詞の使い分け
目的語としての動名詞と不定詞の使い分けを見ていきます。
ポイント 高校英文法「動名詞のポイントまとめ」
ポイント 高校英文法「不定詞の要点・練習問題」
どちらを用いていも意味がほぼ同じ動詞
begin/like/love など
- She loved playing the piano.
=She loved to play the piano.
動名詞のみを目的語とする動詞
admit/avoid/deny/enjoy/finish/mind/miss/suggest/ give up/put off など
- I avoid eating this fish raw.
不定詞のみを目的語とする動詞
未来に関する希望や意図を表す動詞が多いです。hope/wish/expect/plan/decide/offer/refuse/pretendなど
- I pretended not to hear him.
動名詞と不定詞で意味が大きくことなる場合
- V + ~ing 「(すでにしたこと)をVする」<過去的>
- V + to不定詞「(これからすること)をVする」<未来的>
<例文>
- I remember hearing the tune before.(私は、以前、この曲を聴いたのを覚えている。)<過去的>
- Remember to feed the dog.(犬に餌をやることを覚えていなさい。)<未来的>
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