高校英文法、話法についてまとめています。話法には、直接話法と間接話法の2種類があります。この2種類をしっかり区別しながら学習していきましょう。それでは、【高校英語】話法のまとめです。
話法の転換の基本型
話法には、直接話法と間接話法の2種類あるわけですが、これらがどのようなものかを。「直接話法→間接話法」の書き換え方とともにみていきます。
- 直接話法…” ”を使って人の言葉(伝達内容)をそのまま伝えるもの。
- 間接話法…thatなどのつなぎの語を使って、伝達内容を「話し手」の立場から間接的に言い換えたものです。
話法の直接話法から間接話法の転換では、
- 基本の形
- 人称代名詞の変化
- 時制の一致
- 場所・時などを表す語句の変化
の4点に気をつけながら転換していきましょう。
1.話法の基本の形
(1)「メアリーは頭の良い子だ」とケンは言う。
- 【直接話法】Ken says,”Mari is a bright girl.“
- 【間接話法】Ken says(that)Mary is a bright girl.
(2)「メアリーは頭の良い子だ」とケンは私に言う。
- 【直接話法】Ken says to me,”Mari is a bright girl.”
- 【間接話法】Ken tells me(that)Mary is a bright girl.
2.人格代名詞の変化
(3)「彼は両親を愛している」と彼はいう。
- 【直接話法】He says,”I love my parents.”
- 【間接話法】He says(that)he loves his parents.
(4)「僕は君を愛している」と彼は彼女に言う。
- 【直接話法】He says to her,”I love you.”
- 【間接話法】He tells her(that)he loves her.
3.話法の時制の一致
(5)「私は空腹でない」と彼女は言った。
- 【直接話法】She said,”I am not hungry.”
- 【間接話法】She said that she wasnot hungry.
伝達動詞が過去形であれば、伝達内容の時制をそれに一致した形にします。
4.場所・時などを表す語句の変化
(6)「今この仕事はできない」と彼は私に言った。
- 【直接話法】She said to me,”I can’t so this work now.”
- 【間接話法】He told me that he couldn’t do that work then.
<場所と時制の直接話法から間接話法で変化する代表的な語句>
- this→that
- these→those
- here→there
- now→then
- today→that today
- tomorrow→next day the following day
- yesterday→the day before
- ~ago→~before
さまざまな話法転換
- 疑問詞のある疑問文の場合:say to A ,”疑問詞のある疑問文?”→ask A 疑問詞 S+V.
- 疑問詞のない疑問文の場合:say to A ,”疑問詞のない疑問文?”→ask A if(whether) S+V.
- 伝達内容が命令文の場合:say to A ,”命令文”→tellなどA to do.
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