九州大学共創学部AO入試過去問 2018年度

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2018年度から開設された、九州大学共創学部のAO入試出題内容を紹介します。2日間に渡る長丁場の試験となっています。

九州大学共創学部AO入試概要

昨年度廃止になった九州大学AO入試、21世紀プログラムの流れをくむ出題内容となりました。書類審査を合格すれば、2日間に渡って、講義を受講してレポートを作成したり、小論文集団討論(ディスカッション)面接試験が繰り広げられます。

受験者の感想からは、和気あいあいとして楽しい受験になったそうですが、しっかりと事前準備を行った生徒とそうでない生徒では、雲泥の差が生じる内容となっています。

2018年度の九州大学共創学部のAO入試の流れは次の通りです。

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九州大学共創学部AO入試の流れ

入学後の学習構想を含む「志望理由書」「活動歴報告書」「調査書」を提出し、第1次選抜が行われます。第1次選抜を合格した生徒が11月に行われる第2次選抜に進みます。

第2次選抜は2日間に渡ります。

1日目
2つの講義(文系の内容を主とするものと理系の内容を主とするもの)を受講し、その講義に関するレポートをそれぞれ作成します。作成するレポートの内容は、英文要約、英文で講義内容をまとめる、物理の計算問題に答える、自分の意見を述べるなどです。物理の公式は講義で与えられるので、特別な対策は必要ではありません。
2日目
午前中に前日に受講した2つの講義の論題について、グループごとに集団討論(15人程度)を行います。午後は小論文と面接です。小論文は前日の講義・レポートと、午前中に行われた集団討論を踏まえて、提示されたいずれかの講義の論題に関連した表題を自ら設定し、作成します。小論文の時間は240分と非常に長いですが、この間に面接も並行して行われます。

第2次選抜の合格発表は11月後半になりますが、かなりボリュームがあるAO入試となっています。

2018年度九州大学共創学部AO入試の内容

第2次選抜の1日目に受講した、2つの講義をもとに、レポート作成、集団討論(ディスカッション)、小論文が課されます。また、面接では志望理由書の内容について詳しく質問されます。教授陣が気になったことをどんどん質問してくる面接となっています。

共創学部 講義・レポート内容

50分の講義を受講し、それについて90分でレポート回答する内容が、文系テーマと理系テーマで2回行われます。講義を受講した後、それぞれ3問くらいの質問に答えるレポートです。

講義が長引けば、回答時間が短くなる可能性があるので、自分が得意な設問から答えていくようにしましょう。

文系テーマ

講義「非民主主義はなぜ維持されるのか」

地下資源や人口規模などの特殊な条件に起因する経済構造が、民主化を阻害する要因になるという点を議論。

文系レポート

  1. 湾岸諸国で民主化が生じにくい理由について、講義の内容を踏まえ日本語で論じる。
  2. 英文を読んでレンティア国家論について日本語で論じる。
  3. 湾岸諸国で民主化が生じる状況について、自分の考えを日本語論じる。

理系テーマ

講義「地盤の液状化現象~事例と対策~」

地震における液状化現象とそのメカニズム、液状化による被害の事例および液状化防止対策について、日本国内の様々な例を用いて説明。

理系レポート

  1. 液状化現象について英文で説明する。(200単語以内)
  2. 図の中から液状化が起こりやすい場所を選択し、その理由まで述べる。
  3. ①砂地盤の有効応力をの計算②過剰間隙水圧をもとに液状化の可能性を検討。

共創学部 集団討論の様子

集団討論(ディスカッション)は2日目に行われます。前日に受講した講義の論題について討論します。討論時間は各テーマ80分で、文系テーマと理系テーマの2回行われます。

15人ほどの大人数での討論になるので議論が拡散する傾向があります。また、教授が回答者をあてていくため、挙手してもあてられないことも多いようです。何を争点にするのか、議論のための議論が必要ですが、長引かないように注意が必要です。

文系テーマの討論内容

講義内容を踏まえて、特殊な条件がそろっていない民主主義体制下で、国家の収入はどのように再配分されるべきか。民主主義との関係に着目し、具体的な事例を引用しながら日本語で討論する。

理系テーマの討論内容

講義内容を踏まえて、自分が知っている地域について、その地域の特徴を考慮した液状化対策について日本語で討論する。

共創学部 小論文内容

前日に受講した2つの講義と、2日目に午前中に行った集団討論を踏まえて、文系テーマ・理系テーマの2つの論題のうち1つを選択し、それに関連した「標題」を定めて作成します。

回答時間は240分と長時間にわたりますが、並行して面接も行われます。字数制限がないため、構成に時間をかけましょう。また、辞書や教科書の持ち込みができるので、国語辞典や現代社会の教科書などを活用することをお勧めします。

共創学部 面接質問事項

共創学部AO入試の面接は、個別面接になります。面接官3人と受験者1人のスタイルで行われます。面接時間は受験生にもよりますが、おおよそ10分から15分程度になるようです。

面接で聞かれた内容は、次の通りです。

  • 志望理由を1~2分で説明してください。
  • 志望理由に対して、面接官が疑問に感じたことを質問。
  • 質問に対する回答に対して、さらに深く質問。
  • 留学はどこに行きたいか。時期は決めているか。
  • 高校で培ったことについて質問。

面接官ごとにかなり雰囲気が異なるようです。厳しい質問にも耐えられるように、志望理由書に穴が無いように作成しましょう。

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